アボダームの基本情報
「アボダーム」(AvoDerm)はカリフォルニア州にあるペットフードメーカー「Breeder's Choice」が1982年から製造・販売している犬向けの総合栄養食です。日本では大阪のBiペットランドが輸入を行っています。
皮膚や被毛の健康に配慮し、原料の一部にアボカド果肉とアボカドオイルを用いたシリーズで、国内の公式サイトでは基軸となる「ビーフ」と「チキン」のほか、年齢別に2種類(パピー・シニア)、機能別に2種類(ライト・ジョイントヘルス)、小型犬用に3種類(ビーフ・ラム・チキン)、素材別に1種類(ラム&ライス)の合計10種類が紹介されています。すべてドライタイプです。 ビーフ チキン ライト ジョイントヘルス ラム&ライス 種類と成分保証値
料金・価格
皮膚や被毛の健康に配慮し、原料の一部にアボカド果肉とアボカドオイルを用いたシリーズで、国内の公式サイトでは基軸となる「ビーフ」と「チキン」のほか、年齢別に2種類(パピー・シニア)、機能別に2種類(ライト・ジョイントヘルス)、小型犬用に3種類(ビーフ・ラム・チキン)、素材別に1種類(ラム&ライス)の合計10種類が紹介されています。すべてドライタイプです。 ビーフ チキン ライト ジョイントヘルス ラム&ライス 種類と成分保証値
種類 | タンパク質 | 脂質 | カロリー (kcal/g) |
ビーフ | 21% | 11% | 3.32 |
チキン | 21% | 12% | 3.40 |
パピー | 26% | 16% | 3.56 |
シニア | 20% | 10% | 3.21 |
小型犬 チキン | 26% | 16% | 3.60 |
小型犬 ラム | 23% | 13% | 3.55 |
小型犬 ビーフ | 25% | 16% | 3.57 |
ラム& ライス | 21% | 11% | 3.45 |
ジョイント ヘルス | 30% | 12% | 3.55 |
ライト | 20% | 8~12% | 3.19 |
内容量は80g、400g、1.5㎏、4㎏、8㎏でサイズが大きいほど1kg当たりの価格は安くなります。一般の通販サイトや量販店などで購入が可能です。
給餌目的
総合栄養食
フードのタイプ
ドライ
対象年齢
「パピー」は12ヶ月齢未満の小型犬、24ヶ月齢未満の中大型/その他は全成長段階用(※シニアには具体的な年齢区分なし)
原産国
アメリカ
製造・販売
公式情報
NEXT:原材料と添加物リスト
アボダームの原材料と添加物
「アボダーム」(AvoDerm)シリーズのうち「スモールブリード(チキンを除く)」「ジョイントヘルス」に関しては、原材料の中からお米、小麦、とうもろこしなどの主要穀類を除外したいわゆる「グレインフリー」という区分になっています。穀類の代わりに用いられているのはもっぱらエンドウ豆やヒヨコ豆(ガルバンゾ)です。2018年、アメリカの食品医薬品局(FDA)がグレインフリーと犬の拡張型心筋症との関連性を指摘したためか、必須栄養素ではないもののタウリンが添加されています。
「シニア」と「ジョイントヘルス」に使用されている鶏軟骨はグリコサミノグリカン源です。効果に関しては「コンドロイチンとグルコサミンが犬猫の関節に良いというのは本当?」をご参照ください。
なおアボカドに含まれる「ペルシン」の有害性に関しては、「当商品に数十年に渡る給餌実績があること」「製造元で成分が検出されていないこと」「そもそも犬猫に対する毒性が明白に証明されていないこと」などの観点から安全であるとの立場を表明しています。 素材・添加物の区分と安全性
「シニア」と「ジョイントヘルス」に使用されている鶏軟骨はグリコサミノグリカン源です。効果に関しては「コンドロイチンとグルコサミンが犬猫の関節に良いというのは本当?」をご参照ください。
なおアボカドに含まれる「ペルシン」の有害性に関しては、「当商品に数十年に渡る給餌実績があること」「製造元で成分が検出されていないこと」「そもそも犬猫に対する毒性が明白に証明されていないこと」などの観点から安全であるとの立場を表明しています。 素材・添加物の区分と安全性
- 肉類「肉類」とは哺乳動物や鳥(家禽)の生肉、内臓と体の一部から生じる全ての副生物のことを指します。アボダームに含まれる肉類は以下です。
☞乾燥ビーフ, 乾燥チキン, 鶏軟骨, 乾燥ラム, 乾燥ダック - 穀類「穀類」とは穀類の穀粒(大きな粒)、挽き割り(中くらいの粒)、穀粉(小さな粒)及びその加工物のことです。アボダームに含まれる穀類は以下です。
☞白米, 玄米, オートミール - 豆類豆類は豆そのものやその加工物、および加工する際に出た副生物全般を含みます。アボダームに含まれる豆類は以下です。
☞エンドウ豆, ヒヨコ豆, アルファルファ - 野菜類野菜類には野菜やその加工物全般が含まれます。アボダームに含まれる野菜類は以下です。
☞ビートパルプ, ニンジン, トマト繊維 - 糖類糖類(とうるい)は栄養学的に糖質(炭水化物)と呼ばれるもの全般を指します。腸内細菌叢によって代謝される食物繊維の一部も糖類に含まれます。アボダームに含まれる糖類は以下です。
☞チコリー根 - 糟糠類糟糠(そうこう)とは酒かすとか米ぬかといった意味で、穀類を精白したり製粉した時に出る副生物のほか、それらを加工したもの全般が含まれます。アボダームに含まれる糟糠類は以下です。
☞米ぬか, オート麦糠 - 油脂類油脂類は植物から取れる油、および動物から取れる脂の総称で、その加工物まで含まれます。アボダームに含まれる油脂類は以下です。
☞アボカドオイル, 鶏脂 - 種実類種実類には植物の硬い殻で覆われた堅果(けんか)や種子が含まれます。アボダームに含まれる種実類は以下です。
☞亜麻仁 - でん粉「でん粉」とは単糖が9つ以上組み合わさってできる多糖類の一種です。アボダームに含まれるてんぷん類は以下です。
☞タピオカでん粉 - 果実類果実類は果実とその加工物全般を含みます。アボダームに含まれる果実類は以下です。
☞乾燥アボカド果肉, パイナップル - 藻類藻類には海藻とその加工物すべてが含まれます。アボダームに含まれる藻類は以下です。
☞海藻(※詳細明記なし) - 卵類卵類とは鳥類の卵やその加工物、加工副生物全般を含みます。アボダームに含まれる卵類は以下です。
☞卵 - 酸味料・調味料酸味料とは味に酸味を加える成分のことです。調味料とはフードの味を変えて犬の食いつきを良くするために加えられる物質の総称です。アボダームに含まれる酸味料・調味料は以下です。
☞ナチュラルフレーバー - 酸化防止剤酸化防止剤とはフードが酸素と結合して品質が落ちることを防ぐために加えられる物質の総称です。アボダームに含まれる酸化防止剤は以下です。
☞ローズマリーエキス - サプリメントサプリメント(その他)とは添加物の分類が難しいときに用いられるカテゴリです。犬の健康に影響を及ぼす可能性がある微量成分が含まれます。アボダームに含まれるサプリメント類は以下です。
☞ラクトバチルス(アシドフィルス・カゼイ), ビフィズス菌(サーモフィラム), エンテロコッカス(フェシウム), ビタミン類, ミネラル, アミノ酸, セージエキス