ローデシアンリッジバックの基本情報
ローデシアンリッジバックの歴史・ルーツ
ローデシアンリッジバックの起源は、南アフリカの原住民であるホッテントット族(Hottentot)が狩猟用に飼育していたリッジバック(背中の毛が前方に向かって生えた半野生犬)だと考えられます。
このリッジバックはアフリカの過酷な気候に耐え得る被毛と体力を有し、献身的に原住民を守ったと言われています。一方16~17世紀に南アフリカに移住したオランダ人やドイツ人は、開拓した農地や家族を害獣から守るため、母国からグレートデン、マスティフ、グレーハウンド、ポインター、各種テリアなどを南アフリカに持ち込みました。これらヨーロッパの犬種と、現地の地犬だったリッジバックが交じり合って生まれたのが、ローデシアンリッジバックの基礎犬です。
1870年代になると、リッジバックはローデシア(現ジンバブエ, 右図)に持ち込まれてライオン狩りに使用されるようになりました。「ライオンハウンド」、「ライオンドッグ」などと呼ばれていたこれらの犬は、外見的に多種多様だったため、1920年代に入ると、理想的な犬種の標準を定めようという動きが起こります。こうして現在のローデシアンリッジバックのスタンダードが決められました。その後1930年代にイギリス、そしてアメリカへと渡り、1950年代には両国のケネルクラブにおいて公認を受けています。
このリッジバックはアフリカの過酷な気候に耐え得る被毛と体力を有し、献身的に原住民を守ったと言われています。一方16~17世紀に南アフリカに移住したオランダ人やドイツ人は、開拓した農地や家族を害獣から守るため、母国からグレートデン、マスティフ、グレーハウンド、ポインター、各種テリアなどを南アフリカに持ち込みました。これらヨーロッパの犬種と、現地の地犬だったリッジバックが交じり合って生まれたのが、ローデシアンリッジバックの基礎犬です。
1870年代になると、リッジバックはローデシア(現ジンバブエ, 右図)に持ち込まれてライオン狩りに使用されるようになりました。「ライオンハウンド」、「ライオンドッグ」などと呼ばれていたこれらの犬は、外見的に多種多様だったため、1920年代に入ると、理想的な犬種の標準を定めようという動きが起こります。こうして現在のローデシアンリッジバックのスタンダードが決められました。その後1930年代にイギリス、そしてアメリカへと渡り、1950年代には両国のケネルクラブにおいて公認を受けています。
ローデシアンリッジバックの性格・特徴
ローデシアンリッジバックは、もともと温和な性格であり、積極的にライオンを襲う事は無く、もっぱら追跡犬として働き、ライオンを追いつめた後吠えて主人に教えるのが仕事でした。主人に対しては忠実で情愛深く、清潔で飼育が容易なため、狩猟犬としてのみならず家庭犬としても向いています。
身体は、背中の被毛が直線状に毛流と反対方向に生え、リッジ(隆起線)を形成しているのが最大の特徴です。肩付近にはクラウン(crown)とよばれる「つむじ」が2つあり、そこから臀部に下りていくにつれ、徐々に細くなっていきます。
健康面では、進行性の脊髄障害や甲状腺機能低下症などにかかりやすいとされます。
身体は、背中の被毛が直線状に毛流と反対方向に生え、リッジ(隆起線)を形成しているのが最大の特徴です。肩付近にはクラウン(crown)とよばれる「つむじ」が2つあり、そこから臀部に下りていくにつれ、徐々に細くなっていきます。
健康面では、進行性の脊髄障害や甲状腺機能低下症などにかかりやすいとされます。
ローデシアンリッジバックのお手入れ・注意点
ローデシアンリッジバックは、走ることが大好きですので毎日豊富な運動が必要です。屋内で遊ぶ時間と庭などで遊ぶ時間を設け、内と外で過ごす時間をバランスよく調整してあげるのが理想的です。被毛の手入れは最低限のもので大丈夫です。時々ブラッシングをしてむだ毛を取り除いてあげましょう。
ローデシアンリッジバックの動画
以下でご紹介するのはローデシアンリッジバックの動画です。
アフリカの険しい地形を駆け抜けるために肉球が発達しており、ウマと併走できるほどの脚力を発揮します。犬の割には高温に強く、また類まれなスタミナをもっており、1日でマラソンコースに匹敵する40キロメートルを走り続けることもできるとか。家庭犬には向いておらず、アウトドア好きで運動好きな飼い主が理想です。
アフリカの険しい地形を駆け抜けるために肉球が発達しており、ウマと併走できるほどの脚力を発揮します。犬の割には高温に強く、また類まれなスタミナをもっており、1日でマラソンコースに匹敵する40キロメートルを走り続けることもできるとか。家庭犬には向いておらず、アウトドア好きで運動好きな飼い主が理想です。