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サイエンスダイエット™減量サポート~原材料から添加物の安全性まで

 ドッグフードブランドの一種「サイエンスダイエット™減量サポート」。この製品にはどのような特徴があるのでしょうか?使われている原材料から添加物の安全性までを詳しく解説します。なお日本国内で販売されている犬向けフードを一覧で見たい方は「ドッグフード製品・大辞典」をごらん下さい(🔄最終更新日:2023年11月)

サイエンスダイエット減量サポートの基本情報

 「サイエンスダイエット™減量サポート」はヒルズ(Hill's)が製造・販売している犬向け総合栄養食です。犬の体の大きさや健康状態に合わせ、サイエンス(栄養科学)に基づいてダイエット(食事)を最適な状態に整えている点が最大の特徴になっています。
 サイエンスダイエット減量サポートシリーズは避妊・去勢手術を終えた1歳以上の成犬を想定して製造されたドッグフードです。術後の肥満傾向を予防するため、筋肉量を維持するためのタンパク質の割合を増やすと同時に、カロリーが低めに設定されています。
 公式サイトではドライタイプが紹介されています。なお類似商品としては、すでに太ってしまった犬向けの「サイエンスダイエット・ライトシリーズ」、肥満が進行して健康状態が悪化している場合は獣医師監督のもとで給餌する「プリスクリプションダイエット・w/d」「プリスクリプションダイエット・r/d」などがあります。
小型犬用 中型犬用 種類と成分保証値
種類タンパク質脂質カロリー
(kcal/g)
小型犬用27.7%12.3%3.18
中型犬用23.5%13.5%3.17
料金・価格
ドライの内容量には1.3kgと2.5kgのバリエーションがあります。公式ウェブサイト内で取り扱いショップがで紹介されているほか、通販サイトや量販店などでも購入が可能です。
給餌目的
総合栄養食
フードのタイプ
ドライ
対象年齢
1歳以上
原産国
オランダ
製造・販売 公式情報 NEXT:原材料と添加物リスト

サイエンスダイエット減量サポートの原材料と添加物

 「サイエンスダイエット™減量サポート」は避妊・去勢手術済みの1歳以上の犬を対象としたドッグフードです。
 原材料にはダイエットに効果があるというアミノ酸由来物質L-カルニチンが使用されています。また満腹感を高めるため食物繊維であるセルロースが多めに入っています。
 なおサプリメントとして猫に有害なリポ酸が含まれていますので、間違って猫に与えたり、猫が間違って食べてしまわないようご注意ください。
素材・添加物の区分と安全性
  • 肉類「肉類」とは哺乳動物や鳥(家禽)の生肉、内臓と体の一部から生じる全ての副生物のことを指します。サイエンスダイエット減量サポートに含まれる肉類は以下です。
    トリ肉(チキン・ターキー), ポークエキス
  • 穀類「穀類」とは穀類の穀粒(大きな粒)、挽き割り(中くらいの粒)、穀粉(小さな粒)及びその加工物のことです。サイエンスダイエット減量サポートに含まれる穀類は以下です。
    トウモロコシ, コーングルテン, , 小麦
  • 豆類豆類は豆そのものやその加工物、および加工する際に出た副生物全般を含みます。サイエンスダイエット減量サポートに含まれる豆類は以下です。
    エンドウ豆
  • 野菜類野菜類には野菜やその加工物全般が含まれます。サイエンスダイエット減量サポートに含まれる野菜類は以下です。
    ビートパルプ, トマト, ニンジン
  • 油脂類油脂類は植物から取れる油、および動物から取れる脂の総称で、その加工物まで含まれます。サイエンスダイエット減量サポートに含まれる油脂類は以下です。
    ココナッツ油, 動物性油脂
  • 種実類種実類には植物の硬い殻で覆われた堅果(けんか)や種子が含まれます。サイエンスダイエット減量サポートに含まれる種実類は以下です。
    亜麻仁・あまに
  • 酸化防止剤酸化防止剤とはフードが酸素と結合して品質が落ちることを防ぐために加えられる物質の総称です。サイエンスダイエット減量サポートに含まれる酸化防止剤は以下です。
    ミックストコフェロール, ローズマリー抽出物, 緑茶抽出物
  • サプリメントサプリメント(その他)とは添加物の分類が難しいときに用いられるカテゴリです。犬の健康に影響を及ぼす可能性がある微量成分が含まれます。サイエンスダイエット減量サポートに含まれるサプリメント類は以下です。
    セルロース, タウリン, カルニチン, ビタミン類, ミネラル類, リポ酸
含まれていない添加物 サイエンスダイエット™減量サポートに着色料保存料発色剤増粘安定剤酸味料・調味料は含まれていません。