Eukanuba（ユーカヌバ）™ラム&ライス～原材料から添加物の安全性まで

　「Eukanuba（ユーカヌバ）™ラム&ライス」は1969年、米国人のポール・アイムズによって創業されたドッグフードメーカー「Eukanuba™」が製造・販売する総合栄養食です。2017年からはロイヤルカナンシリーズを扱っているロイヤルカナンジャポンの1ブランドとなっています。肉食動物から進化してきた犬の食性にとっては動物性タンパク質が重要であるという信念のもと、主要タンパク源としてチキン、ラム肉、魚などを用いているのが特徴です。原材料の供給元に厳格な品質保証基準を設けており、製造工程に関しては第三者機関による監査を実施しているとのこと。
　「Eukanuba™ラム&ライス」は主要タンパク源としてラム（子羊）肉、主要炭水化物源としてお米（ライス）を採用したシリーズで、公式サイトでは「パピー」「アダルト」「シニア」が紹介されています。すべてドライタイプです。 パピー アダルト シニア 種類と成分保証値

種類	タンパク質	脂質	カロリー （kcal/g）
パピー	26%	14%	3.93
アダルト	22%	13%	3.86
シニア	25.5%	11%	3.77

料金・価格 給餌目的 フードのタイプ 対象年齢 原産国 輸入・販売 公式情報 NEXT：原材料と添加物リスト

　「Eukanuba™ラム&ライス」は主原料としてラム肉とライス（お米）をフィーチャーしたドッグフードです。
　魚油はEPA（エイコサペンタエン酸）やDHA（ドコサヘキサエン酸）の供給源として使用されているようです。不飽和脂肪酸の効果に関しては「犬にオメガ3脂肪酸（DHA・EPA）を与えると何がどう変わる？」で詳しく解説してあります。
　関節の健康に配慮して加えられているグリコサミノグリカンの効果に関しては「コンドロイチンとグルコサミンが犬猫の関節に良いというのは本当？」をご参照ください。
　ポリリン酸ナトリウムは食品の変色を防止したり練り製品の結着力を増大させるため、他の縮合塩とともに利用される添加物の一種で、日本では厚生労働省によって指定添加物の「製造用剤」として認可されています。使用基準は特に定められていません。 素材・添加物の区分と安全性