サイエンスダイエット™シニアプラス～原材料から添加物の安全性まで

　「サイエンスダイエット™シニアプラス」はヒルズ（Hill's）が製造・販売している犬向け総合栄養食です。犬の体の大きさや健康状態に合わせ、サイエンス（栄養科学）に基づいてダイエット（食事）を最適な状態に整えている点が最大の特徴になっています。
　当商品は10歳以上の高齢犬を想定してデザインされており、ヒルズ独自のスーパー抗酸化システムでエイジングケアに配慮しているとありますが、具体的な効果に関しては記載されていません。
　公式サイトで紹介されている種類はドライだけです。なお犬の年齢が7歳～10歳未満の場合は「サイエンスダイエットシニア」、13歳以上の場合は「サイエンスダイエットシニアアドバンスド」をご参照ください。 小型犬用 小粒 種類と成分保証値

種類	タンパク質	脂質	カロリー （kcal/g）
小型犬用	19.9%	15.5%	3.68
小粒	19.3%	15.6%	3.68

料金・価格 給餌目的 フードのタイプ 対象年齢 原産国 製造・販売 公式情報 NEXT：原材料と添加物リスト

　「サイエンスダイエット™シニアプラス」は10歳以上の高齢犬を想定して販売されているドッグフードです。
　「独自のスーパー抗酸化システム」の具体的な内容はビタミンCとEおよびベータカロテンなど比較的ありふれた成分ですので、配合量やバランスに工夫をこらしているのだと考えられます。また一部の調査により認知症の予防効果が示唆されているリポ酸がサプリメントとして添加されています。猫には有毒ですので間違っても絶対に与えないでください。
　公式ページの方にはオメガ3と6脂肪酸が含まれていると記載されていますが、魚油ではなく亜麻仁（フラックスシード）を供給源としているようです。またコンドロイチン硫酸およびグルコサミンと記載されているものの、通常なら記載されている「軟骨」などの項目がありませんので、具体的にどの原料が対応しているのかわかりません。 素材・添加物の区分と安全性