老化予防はいつから始める?
老化予防を始めるタイミングは、早ければ早いほどベターです。無理なストレッチや無理な運動をさせない限り、犬にとってマイナスになることは何一つありません。
スタートのタイミングは?
犬の老化予防はいつから始めても構いませんが、あえてスタートするタイミングを挙げるとすると以下になるでしょう。簡単に言うと、「犬の老化のサイン」のうち運動能力の低下に関わるサインが見られた時です。
歩き方に出る老化のサイン
- 散歩を催促しない・散歩に連れて行っても途中で帰りたがる
- 怪我をしていないのに足を引きずるようになった
- スムーズに立ち上がれない
- 階段の昇降や段差のある場所に上がれない
- 歩いている途中で物にぶつかることがある
- 肉球が以前よりも固くなった
老化予防で何が変わる?
犬が年をとると、体の中でさまざまな変化が生じ始めます。ストレッチや運動といった老化予防策によって飼い主が犬の体に働きかけると、以下に述べるようなさまざまな劣化現象を食い止めることができるでしょう。一度衰えてしまった筋骨格系の組織を元の状態に回復させる事は容易ではありません。ですからそもそも犬を運動不足に陥らせないという観点がとりわけ重要になってきます。
筋肉の老化予防
老化によって筋肉が萎縮します。人間の場合、1週間動かないでいると最大筋力が50%ほど失われ、元の状態まで回復させるためには、2週間の筋トレが必要とされています。
犬において最も萎縮しやすいのは、1つの関節だけを横断する「I型線維」(遅筋/太ももにある内側・中間広筋など)、次に萎縮しやすいのは複数の関節を横断する「I型線維」(ふくらはぎにある腓腹筋など)、そして最も萎縮しにくいのは複数の関節を横断する「II型線維」(速筋/腿裏にある大腿二頭筋など)です。
老化予防によって上記したような筋肉の萎縮を遅らせることができるでしょう。
犬において最も萎縮しやすいのは、1つの関節だけを横断する「I型線維」(遅筋/太ももにある内側・中間広筋など)、次に萎縮しやすいのは複数の関節を横断する「I型線維」(ふくらはぎにある腓腹筋など)、そして最も萎縮しにくいのは複数の関節を横断する「II型線維」(速筋/腿裏にある大腿二頭筋など)です。
老化予防によって上記したような筋肉の萎縮を遅らせることができるでしょう。
関節軟骨の老化予防
老化によって関節の中にある軟骨細胞の死に始め、やがて関節軟骨の軟化や劣化が引き起こされます。
11週間以上も動かないでいると、仮に50週間のリハビリ行ったとしても、完全に元の状態に戻すことは難しいと言われています。特に若い犬に対する影響が大きく、成長期において運動不足が長く続くと、加齢とともに関節が変性を起こしやすくなってしまいます。
老化予防によって上記したような関節軟骨の劣化を遅らせることができるでしょう。
11週間以上も動かないでいると、仮に50週間のリハビリ行ったとしても、完全に元の状態に戻すことは難しいと言われています。特に若い犬に対する影響が大きく、成長期において運動不足が長く続くと、加齢とともに関節が変性を起こしやすくなってしまいます。
老化予防によって上記したような関節軟骨の劣化を遅らせることができるでしょう。
靭帯と腱の老化予防
老化によって靭帯と腱が劣化します。靭帯とは骨と骨をつなぐ線維性のケーブル、腱とは骨と筋肉をつなぐ線維性ケーブルのことです。具体的には靭帯や腱を構成するコラーゲン線維の合成と分解が減少し、強度が著しく低下します。
わずか4週間体を動かさなかっただけで、靭帯と腱の強度が80%も低下してしまうことが確認されています。一般的に、靭帯や腱の回復には動かさなかった期間の3倍の時間が必要で、機能を完全に回復させようとすると、時として12ヶ月以上の時間を要することもあります。
老化予防によって上記したような結合組織の劣化と弱化を遅らせることができるでしょう。
わずか4週間体を動かさなかっただけで、靭帯と腱の強度が80%も低下してしまうことが確認されています。一般的に、靭帯や腱の回復には動かさなかった期間の3倍の時間が必要で、機能を完全に回復させようとすると、時として12ヶ月以上の時間を要することもあります。
老化予防によって上記したような結合組織の劣化と弱化を遅らせることができるでしょう。
骨の老化予防
老化によって骨の密度が低くなり、強度が低下します。
半年(32週)以上体を動かさなかった場合、たとえ長期間のリハビリを行ったとしても元には戻らず、30~50%の骨が失われるとされています。このように限られた回復しか見られない理由は、骨の内部で生じた小柱構造や線維柱帯の劣化が、外部からの刺激によってもなかなか復元してくれないからです。
老化予防によって上記したような骨量と強度の低下を遅らせることができるでしょう。
↓NEXT:マッサージで老化予防
半年(32週)以上体を動かさなかった場合、たとえ長期間のリハビリを行ったとしても元には戻らず、30~50%の骨が失われるとされています。このように限られた回復しか見られない理由は、骨の内部で生じた小柱構造や線維柱帯の劣化が、外部からの刺激によってもなかなか復元してくれないからです。
老化予防によって上記したような骨量と強度の低下を遅らせることができるでしょう。
座学はこのくらいにして具体的なやり方を見ていきましょう!
マッサージで犬の老化予防
「マッサージ」とは、皮膚や筋肉に対して何らかの圧力を加えるテクニック全般のことです。マッサージは動物の血行を促進するのみならず、ペットと飼い主の間の絆を強めたり、病気を早期発見するといった重要な役割を併せ持っていますので、飼い主が日常的に行うことが望まれます。
犬の体の詳しい構造やマッサージの基礎知識に関しては、犬のマッサージにまとめてありますのでご参照ください。マッサージを行うのが望ましくない「禁忌事項」を確認した上で実践すれば、犬との絆が深まるばかりでなく、病気の早期発見や疲労回復、老化の防止等に役に立ってくれるでしょう。
↓NEXT:ストレッチで老化予防
ストレッチで犬の老化予防
「ストレッチ」とは、飼い主が犬の関節を動かして硬い部分をほぐしたり動く範囲を広げたりするテクニックのことです。
ストレッチの効果と禁忌
怪我、手術、老化などで運動不足が続くと、わずか2週間程度で関節の動きが元に戻らなくなってしまう危険性があります。ですから人間がストレッチを行うことで予防してあげなければなりません。
ストレッチの効果
以下は一般的なストレッチの効果です。関節を動かす際は、必ず動物にとって快適な範囲内で行うようにします。無理やり動かそうとすると捻挫(ねんざ)に近い状態になりますので要注意です。ゴチャゴチャいろいろ書いてありますが、簡単にまとめると「筋肉、関節、神経、血液循環にプラスに作用する」となります。
- 靭帯、腱、筋肉といった軟部組織の構築や短縮による可動域の低下を防ぐ
- 筋肉の長さや柔軟性を維持し、高める
- 関節包や関節の癒着を防ぐことにより関節の可動域を維持する
- 関節液の放出を高めることで関節包内の栄養を増進する
- 異なる組織間の動きを維持する
- 動きの正常な型を作る
- 関節、筋肉、皮膚、またその他の軟部組織の機械的受容器を刺激することで、固有感覚器の認識が高まる
- 組織が拘縮することで発生する痛みを軽減する
- 血液循環およびリンパ液の循環を高める
ストレッチの禁忌
「禁忌」(きんき)とは行ってはいけない条件のことです。この禁忌を無視してストレッチを行うと、犬の体調や健康が逆に悪化する危険性がありますので、「禁忌」の方もしっかりと把握しておかなければなりません。ストレッチにおける一般的な禁忌は以下です。簡単にまとめると「怪我や病気をしている時は止めましょう」となります。
- 靭帯、筋肉、腱の急性損傷
- 動かすことによってさらなる障害や不安定さが予測される時
- 不完全骨折が認められるとき
- 骨折して間もない部位
- 関節血症がある場合
- 関節に感染が起きている場合
- 治療しようとしている部位に血管内カテーテルが装着されている場合
- 長期間固定していた四肢の場合
犬の関節が動く範囲は?
ストレッチを行う前に、犬の関節がそもそもどのくらい動くのかを知っておく必要があります。ラブラドールレトリバーを対象として行われた調査では、各関節の可動域は以下の範囲に収まるとされています。体の大きさや犬種によって多少の差異はあるものの、参考程度にはなるでしょう。
犬と猫のリハビリテーション実践テクニック(インターズー)
肘関節=36~166°
手根関節32~196°
膝関節42~162°
足根関節39~164°
関節ストレッチの方法
犬の関節可動域がわかったら、さっそくストレッチに取り掛かりましょう。基本的なポイントや注意点は以下です。
ストレッチのポイント
- 対象は左右の前足+左右の後足の4ヶ所が基本
- 動物が痛みを感じない範囲内で関節を限界まで動かす
- 手に抵抗を感じたまま30~90秒間関節を固定
- 関節を反対の限界域まで曲げて同様の手技を行う
- 両方の限界域ストレッチを1回とする
- 一つの関節につき2~5回行う(=1セット)
- 一つの関節につき1日3セット行う
前足関節ストレッチ
犬がリラックスして横になっているタイミングを見計らい、前足を持ち上げます。足先へのタッチを嫌がる際はボディコントロールのしつけを終わらせておいて下さい。
前足をつかんだら肩関節、肘関節、手根関節をゆっくりと動かしていきます。前足の付け根にある肩関節を目一杯伸ばしたいときは、足先を頭の方にぐっと引き伸ばして下さい。ちょうど「犬のおじぎ」をしているときの状態です。
関節が限界まで来たら30~90秒間ホールドします。その後関節を逆方向の限界まで伸ばし、同じように30~90秒間ホールドします。この往復ストレッチを2~5回繰り返しましょう(=1セット)。このセットを朝、昼、晩の3回に分けて行うのが理想です。
関節が限界まで来たら30~90秒間ホールドします。その後関節を逆方向の限界まで伸ばし、同じように30~90秒間ホールドします。この往復ストレッチを2~5回繰り返しましょう(=1セット)。このセットを朝、昼、晩の3回に分けて行うのが理想です。
後ろ足の関節ストレッチ
犬がリラックスして横になっているタイミングを見計らい、後ろを持ち上げます。足先へのタッチを嫌がる際はボディコントロールのしつけを終わらせておいて下さい。
【参考動画】→Easy DIY Dog Arthritis Massage at Home - Marc Smith DVM
後ろ足をつかんだら股関節、膝関節、足根関節をゆっくりと動かしていきます。後ろ足の付け根にある股関節を目一杯伸ばしたいときは、足先を後方に引き伸ばして下さい。
関節が限界まで来たら30~90秒間ホールドします。その後関節を逆方向の限界まで伸ばし、同じように30~90秒間ホールドします。この往復ストレッチを2~5回繰り返しましょう(=1セット)。このセットを朝、昼、晩の3回に分けて行うのが理想です。
↓NEXT:運動で老化予防
関節が限界まで来たら30~90秒間ホールドします。その後関節を逆方向の限界まで伸ばし、同じように30~90秒間ホールドします。この往復ストレッチを2~5回繰り返しましょう(=1セット)。このセットを朝、昼、晩の3回に分けて行うのが理想です。
次は犬に自発的に動いてもらう「運動・エクササイズ」による老化予防です!
運動で犬の老化予防
「運動」(エクササイズ)とは犬が自分の力で体を動かすことです。「ストレッチ」では飼い主に身を任せてダラッと脱力していましたが、「運動」においては犬が自分自身の脳や筋肉を使う必要があります。
運動で持久力を鍛える
「持久力」(じきゅうりょく)とは、緩やかな有酸素運動を長時間継続して行う能力のことです。持久力を高めるためには、特定の筋肉をターゲットとし、15分以上の運動を毎週数回繰り返し行わなければなりません。持久力を強化する運動としては、長時間小走りを継続するトロッティング、水泳、トレッドミル、軽めの荷重引きなどがあります。
足腰の弱った老犬に無理やり負荷をかけた運動や長時間の運動を強要するのは酷ですので、犬のペースに合わせてのんびりと散歩をしてあげるだけで十分です。足を引きずっていないかとか、リズムがおかしくないかといった点に注意しながら犬の歩様を観察します。
オーバートレーニングの悪影響は犬が高齢であればあるほど大きく、1日1時間のトレッドミル運動(時速10km)を週6×8ヶ月続けたところ、骨と関節軟骨に回復不能の機能障害が生じたという例もあります(Millis, 2004)。犬がスムーズに歩けないような場合は、飼い主が補助用スリングやハーネスを用いて足にかかる負荷を軽減してあげるなどの工夫が必要です。
運動で筋力を鍛える
「筋力」(きんりょく)とは、筋肉が生み出すことができる力の最大量のことです。筋力を強化する運動には、走る、坂の上り下り、荷重を引っ張る、ダンス(二足歩行)、水泳といったものがあります。
老犬の筋力が著しく弱っている場合、時として補助用のハーネスを使うといった工夫が必要です。例えば後足が衰えている犬の場合、お腹の下に補助具(スリング)を入れ、飼い主が上から持ち上げてあげます。犬が自力で立っていられるギリギリのポイントを見つけたら手によるアシストを最小限にし、犬の後足の筋肉に刺激を与えて筋力を鍛えましょう。これを1セット10回×1日3セットほど行い、犬が補助具なしで立っていられる時間を徐々に伸ばしていきます。
【参考動画】→Canine Rehabilitation & Conditioning Group (CRCG)
犬の筋力がそれほど衰えていない場合は、筋肉に対する負荷を少し増やすような運動を取り入れます。例えば傾斜板の上に前足だけを乗せ、残された後足への荷重を強引に増やすなどです。
運動で平衡感覚を鍛える
「平衡感覚」(へいこうかんかく)とは、直立姿勢や移動中にバランスを崩さず体を安定させる能力のことです。具体的には筋肉や関節に含まれる感覚器、感覚器からの情報を脳に伝える求心性経路、脳からの情報を筋肉に伝える遠心性経路などを指します。
【参考動画】→FitPAWS® Equipment for Canine Fitness
平衡感覚を鍛える運動には、ぐらぐらする板の上に立つ、バランスパッド、トランポリン、走行中の方向転換、ボール遊び、ダンス、ジムボールの上に立つなどがあります。その他、サークル状に歩く、ポールを縫うように歩く、障害物や異なる形の表面上を歩くといった運動も有効です。
老犬を対象として平衡感覚を鍛える運動を行う際は、誤って転倒してしまわないよう注意します。ボールの上に立つといった曲芸的なことをさせるよりも、「サークル状に歩く」とか、ハーネスを付けて「バランスボールの上に前足だけ乗せる」といったメニューを選んだほうが安全です。
老犬を対象として平衡感覚を鍛える運動を行う際は、誤って転倒してしまわないよう注意します。ボールの上に立つといった曲芸的なことをさせるよりも、「サークル状に歩く」とか、ハーネスを付けて「バランスボールの上に前足だけ乗せる」といったメニューを選んだほうが安全です。
運動にはどんな効果が?
運動は犬の寝たきりを予防すると同時に認知症を予防してくれます。運動と脳の機能は切っても切り離せません。自分の力で体を動かすという行為には筋肉と神経の両方が必要ですので、運動によって体を鍛えることは、脳に刺激を与えて機能を維持することと同じ意味なのです。
運動の保つ効果を列挙すると以下のようになるでしょう。
↓NEXT:サプリメントで老化予防
運動の保つ効果を列挙すると以下のようになるでしょう。
運動の効果
- 身体機能の減退を予防する
- 身体機能を増強する
- 外傷の危険を軽減する
- 健康全般を最適化する
- 身体的・精神的健康の両方を促進する
- 神経筋の能力と動作様式の形成
- 体位の安定化
- 関節可動域の維持
運動の重要性は「老化は足から始まる」というフレーズが象徴していますね!
サプリメントで犬の老化予防
犬が生きていく上で必要ではないけれども、なにかしら良い影響を及ぼしてくれる食品のことを一般的に「サプリメント」と呼びます。犬の老化予防に役立ちそうな成分がいくつかありますのでご紹介します。
グリコサミノグリカン
グリコサミノグリカンとは関節の中に多く含まれているムコ多糖類のことで、「コンドロイチン」と「グルコサミン」が代表格です。
コンドロイチンは軟骨において軟骨細胞の外にコラーゲンとともに存在しており、衝撃を和らげるクッションとして機能しています。一方、グルコサミンとは単糖であるブドウ糖(グルコース)にアミノ基 (-NH2) が付いたアミノ糖の一種で、動物の皮膚や軟骨、カニやエビなどの殻、キノコ類などに多く含まれています。 両者は共に犬用サプリメントとして用いられており、「関節を構成している軟骨を丈夫にしてくれるはずだ」と考えられています。しかし2005年以降、コンドロイチンとグルコサミンの影響に関して行われた調査では、ほとんどが「効果なし」という結論に至っているのが現状です。
ネット上では「おすすめ記事」が山のようにありますが、ほとんどはまた聞きのまた聞きをアレンジしているだけです。一次情報源(いわゆるソース)を含めた包括的な記事を書きましたので、最新情報は以下のページからどうぞ。
コンドロイチンは軟骨において軟骨細胞の外にコラーゲンとともに存在しており、衝撃を和らげるクッションとして機能しています。一方、グルコサミンとは単糖であるブドウ糖(グルコース)にアミノ基 (-NH2) が付いたアミノ糖の一種で、動物の皮膚や軟骨、カニやエビなどの殻、キノコ類などに多く含まれています。 両者は共に犬用サプリメントとして用いられており、「関節を構成している軟骨を丈夫にしてくれるはずだ」と考えられています。しかし2005年以降、コンドロイチンとグルコサミンの影響に関して行われた調査では、ほとんどが「効果なし」という結論に至っているのが現状です。
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オメガ3脂肪酸
犬用サプリメントの中には、多価不飽和脂肪酸の一種である「オメガ3脂肪酸」を含んでいるものがたくさんあります。ラベルとしては「DHA」(ドコサヘキサエン酸)、「EPA」(エイコサペンタエン酸)、「オメガリッチ」といった表記で出会うことが多いでしょう。
オメガ3脂肪酸は過去に行われた膨大な数の調査により、犬の健康に対してプラスに働く可能性が示されていますが、一体どの程度の量をどのくらいの期間給餌すれば、犬の体に変化が現れるのかに関してはそれほどクリアに分かってるわけではありません。
ネット上に溢れている「おすすめ記事」は、情報源も何もない単なる広告記事ばかりです。一次情報源(いわゆるソース)を含めた包括的な記事を書きましたので、最新情報は以下のページからどうぞ。
ネット上に溢れている「おすすめ記事」は、情報源も何もない単なる広告記事ばかりです。一次情報源(いわゆるソース)を含めた包括的な記事を書きましたので、最新情報は以下のページからどうぞ。
抗酸化物質
活性酸素の働きを抑える抗酸化物質には、神経機能の低下を遅らせる働きがあるかもしれません。
犬と人間の両方で発症することが確認されているアルツハイマー型認知症は、過剰な酸化の副産物として発生したアミロイドと呼ばれるタンパク質が脳内に蓄積することで発症すると考えられています。そして抗酸化物質を摂ることにより、脳内の酸化が部分的に食い止められると、アミロイドの生成が抑制されてアルツハイマーの発症予防につながるというのです。
犬と人間の両方で発症することが確認されているアルツハイマー型認知症は、過剰な酸化の副産物として発生したアミロイドと呼ばれるタンパク質が脳内に蓄積することで発症すると考えられています。そして抗酸化物質を摂ることにより、脳内の酸化が部分的に食い止められると、アミロイドの生成が抑制されてアルツハイマーの発症予防につながるというのです。
詳しくは老犬の認知症というページで解説してあります!