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イーストシベリアンライカ

 イーストシベリアンライカの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

イーストシベリアンライカの基本情報

イーストシベリアンライカ
  • 体高
    オス⇒ 57~64cm
    メス⇒ 53~60cm
  • 体重
    -kg
  • 分類
    Group5(FCI)
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

イーストシベリアンライカの歴史・ルーツ

 イーストシベリアンライカは、ロシア・シベリアの土着犬を祖先とする「ライカ」(Laika)犬の一種です。バイカル湖やアム-ル川付近で育種されてきたと考えられています。
 犬種として確立したのは1947年でしたが、レニングラードの国営犬舎において計画的なブリーディングが開始されたのは、1970年代に入ってからです。現在はレニングラード、 スモレンスク、トヴェリのほか、スカンジナビア半島でも見かけることができます。
 ベルギーに本拠地を持つFCIでは当犬種のほか、ウエストシベリアンライカ、およびラッソヨーロピアンライカが公認されています。フィニッシュスピッツと血縁関係を持つカレーロフィニッシュライカに関しては、2006年に犬種として独立しましたが、まだFCIには公認されていません。ちなみに、世界で始めて地球を周回したことで有名な犬「ライカ」は、この犬種とは余り関係がなく、シベリアンハスキーの血が入っていたといわれています。

イーストシベリアンライカの性格・特徴

 イーストシベリアンライカの性格は、飼い主に対しては忠実ですが、体の大きな獲物に対しては強い攻撃性を示します。
 被毛は柔らかくて密なアンダーコートと、粗く直なアウターコートからなるダブルコートで、色はブラック、ブラックアンドタン、ブラックアンドホワイト、ホワイト、ホワイトアンドパッチなどです。身体は骨太で筋肉質、三角の耳はピンと立ち、しっぽは軽く巻き上がっています。被毛パターンや体の大きさにより「Evenki」、「Irkutsk」、「Yakutia」などいくつかのサブグループに分かれます。

イーストシベリアンライカのお手入れ・注意点

 イーストシベリアンライカには、毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります。被毛はミディアムレンクスで絡みやすいため、週に2~3回のブラッシングが必要です。さらに換毛期には大量の抜け毛が出ますので、 1日1回ブラッシングをし死毛を取り除いてあげます。暑さに弱いため、夏場の熱中症には十分注意しましょう。

イーストシベリアンライカの動画

 以下でご紹介するのはイーストシベリアンライカの動画です。
 イーストシベリアンライカは、1979年の時点でわずか39頭しかいなかったとされます。計画繁殖を担当していたイルクーツクの犬舎とレニングラードの犬舎とで、それぞれ微妙に違った種犬を用いていたことから、様々なサブクラスに分かれることとなりました。
元動画は→こちら
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