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6月の犬ニュース

 2014年6月の犬に関するニュースをまとめました。一番上が最新で、下にスクロールするほど記事が古くなります。記事内にリンクが貼られていることもありますが、古い記事の場合はリンク切れの時がありますのでご了承下さい。

6月27日

 警視庁生活環境課は27日、犬用のワクチンを違法に販売したとして、東京都世田谷区豪徳寺の獣医師、並木良輔容疑者(42)を逮捕しました。
 逮捕のきっかけとなったのは、今月18日に別件で逮捕された元ペット店経営の女(47)ら2人。警視庁では、彼女らが獣医師の資格を持たないまま犬にワクチン接種をしていたことから、ワクチンの入手経路について捜査を続けていました。
 調べによると並木容疑者は、2013年の6月から12月にかけ、医薬品販売業の許可を得ずに、東京都港区のペット店にワクチンなどを約18万円で販売した疑いがもたれています。 Source---産経ニュース

6月24日

 毎年恒例の「世界で最も醜い犬コンテスト」(World's Ugliest Dog Contest)が20日、アメリカのカリフォルニア州ペタルマで開催され、チワワとシーズーのミックス犬とみられる「ピーナッツ」が優勝しました。
 当イベントは、ケネルクラブ(犬種協会)が純血種として定めていない雑種犬の地位を向上することと、シェルターに保護されている犬への意識を高めることを目的に、毎年開催されているもの。
 2014年度の優勝犬はチワワとシーズーのミックス犬「ピーナッツ」で、口をうまく閉じることができず、つねに歯をむき出しているような表情をしているため、里親が見つかるまでに9ヶ月もかかったそうです。 アグリエストドッグ
世界で最も醜い犬コンテスト2014優勝・ピーナッツ

6月20日

 ニューヨーク州議会では18日、犬や猫などのペットにピアスや入れ墨をすることを禁止する法案が、全会一致で上下両院を通過しました。
 当法案では、「免許を持った獣医師のみが、個体識別を目的とした場合に限り、タトゥーやピアスの施術をすることができる」と規定され、さらに違反者に対しては罰金や禁錮刑が課されることも明記されました。
 法案提出のきっかけになったのは2011年、ネットオークションサイトの「eBay」に、子猫にピアスを入れるサービスの広告が掲載されたこと。広告を見つけた動物愛護団体が警察に通報したところ、背中全体にピアスを刺された子猫が見つかり、結局広告を出したペンシルベニア州のトリマーは有罪判決を言い渡されました。報道などでこの子猫のことを知ったニューヨーク州の下院議員が法案を提出。今年3月にニューヨーク州で起こった「麻酔犬タトゥー事件」(※麻酔で意識のない飼い犬に入れ墨を施した事件)なども追い風となり、今回の全会一致通過となりました。 Source---CNN

6月18日

 警視庁生活環境課は18日、獣医師免許がないのに犬の予防接種をしたとして、八王子市に住む元ペットショップ経営者の40代の女を、獣医師法違反の容疑で逮捕する方針を固めました。
 捜査関係者によると女は、東京都港区内でトイプードル専門のペットショップを経営していた際、顧客に販売した数頭に対し、パルボウイルスなどの感染を予防する混合ワクチンを注射した疑いが持たれています。
 今のところ犬の被害は確認されていないものの、警視庁はこの女を獣医師法違反の疑いで逮捕する方針を固め、さらにワクチンを提供したと思われる獣医師の男性を、薬事法違反の疑いで捜査していくことを決めました。
 毎日新聞の取材に対し女は「他のペットショップでもやっている」と開き直っている一方、獣医師は「ワクチンが不足していると言われて渡した。それが問題だと言われれば甘かったと思う」と釈明しているとのこと。 Source---毎日新聞

6月17日

 スペインの片田舎で、緑色の被毛を持つ「超人ハルク」のような子犬が産まれ、世界中の注目を集めています。
 緑色の子犬が産まれたのは、スペイン北西部にあるラグーナ・デ・ドゥエロという自治体。アイドー・ヴァイエラドさん(27)の愛犬が産んだ子犬のうち、2匹だけがなぜか緑色だったといいます。オスメス2匹の内生き残ったのはオスの方だけで、被毛色は徐々に薄くなっているものの、今もすくすくと成長しているそうです。
 緑色の子犬は世界的に見ても極めて珍しく、2012年、イギリスのランカシャーで生まれたゴールデンレトリバー1匹が報告されているだけ。着色の理由は定かでないものの、恐らく胎盤に含まれる「ビリベルジン」(Biliverdin)という緑色の化合物が、何らかのかかわりを持っているのではないかと推測されています。 Source---Mail Online
スペインで生まれた緑色の子犬

6月15日

 中国広西チワン族自治区玉林市では6月21日、毎年恒例の「犬肉祭り」が開催される予定です。
 当祭りは、「夏至の日に犬肉とライチの実を食べる」という古くからの慣習にのっとり、1990年代から始まったイベント。毎年、最も昼が長くなる「夏至」に合わせ、約1万匹の犬たちが食肉に供されます。
 しかしこのイベントに対して近年、激しい抗議運動が起こるようになってきました。賛成派は「体に抵抗力がつく」、「一つの食文化だ」と主張して自身の行為を正当化する一方、反対派は「犬のような純真な動物を食べるなんて野蛮」、「肉のために盗まれるペットが相次いでいる」といった反論で応戦しています。
 中国南部や東北部などでは古くから犬肉を食べる風習がありますが、犬が持つ愛玩動物としての側面が強調されるようになってくると、今後「犬肉食文化」がタブーになる日がやってくるかもしれません。 Source---MSN産経ニュース

6月14日

 一般社団法人「盲導犬総合支援センター」は6月15日~29日の期間、盲導犬応援イベント「もうどう犬応援days」を、東京・東急ハンズ銀座店で開催します。
 当イベントは、盲導犬の支援や周知を目的として行われるもの。期間中は「もうどう犬サポートSHOP」においてチャリティーグッズの展示販売が行われるほか、盲導犬のデモンストレーションやふれあいイベントなどが開催される予定です。
 会場は東京・銀座にある「東急ハンズ銀座店」(中央区銀座2-2-14)で、開催期間は6月15日(日)から29日(日)までの15日間です。 もうどう犬応援days 盲導犬総合支援センター Source---東急ハンズ

6月12日

 長野市は11日、環境省が発表した殺処分ゼロプランの先駆けとなるべく、モデル事業実施自治体への指定を目指す方針を明らかにしました。
 環境省が今月3日に公表したのは、通称「牧原プラン」と呼ばれる、犬猫殺処分ゼロを実現するための方針案。プランでは、全国の自治体がお手本とすべきモデル事業の推進を計画しており、年度内にも一部の地域を選定する見込みとのこと。
 これを受け長野市は、「プロジェクトは市の方向性とも合致している。ぜひモデル事業を実施していただきたい」と強調し、モデル事業実施自治体への指定を目指す方針を明らかにしました。なお長野市の2012年度における殺処分率は6%弱で、比較可能な108の自治体中、最も低い数字を実現しています。 牧原プラン Source---読売新聞

6月12日

 大手おもちゃメーカーから発売される犬型ロボットが、にわかに人気を集めています。
 タカラトミーから発売されているのが、「日本おもちゃ大賞」の共有玩具部門を受賞した「Hello! Zoomer」。話しかけに応えて大きなリアクションをし、耳が不自由な子供でも楽しめるのが特徴です。
 セガトイズから7月に発売されるのが「ハートエナジープーチ」。2000年に発売され、世界中で1200万台を超える大ヒットを記録したロボペットの進化形で、本体を触ると器用に喜怒哀楽を示してくれます。こちらはニンテンドー3DSとの連携も可能。 Hello! Zoomer ハートエナジープーチ
大手おもちゃメーカーから発売される犬型ロボット

6月5日

 6月3日、犬や猫の殺処分をできる限り減らし、最終的にはゼロにするための具体的施策を明記した、通称「牧原プラン」が公表されました。
 当プランは、2013年11月20日に発足した「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」の行動指針として発表されたもの。数回の意見交換を経た後、最終目標である「犬猫殺処分ゼロ」を達成するための具体的な取り組み方がまとめられました。
 プランでは「飼い主・国民の意識の向上」、「犬猫引取り数の削減」、「返還と適正譲渡の推進」を三本柱として掲げており、それぞれを効果的に実現するために官と民がどのように連携すればよいかが明記されています。 牧原プラン ノーキルへの道
犬や猫の殺処分ゼロを目指す「牧原プラン」

6月3日

 4月下旬に中国の杭州動物園で生まれたホワイトタイガーの赤ちゃんが、犬を乳母(うば)としてスクスクと成長中です。 Source---Daily Mail Online
中国の杭州動物園で生まれたホワイトタイガーの赤ちゃん