犬が取っ組み合いをする状況
2匹の犬が取っ組み合いをしていますね。さて、この時の犬の気持ちは?

取っ組み合いをするときの気持ち解説

代表的な犬の遊びは、両者立ち上がった前足を使って殴りあう「犬のボクシング」、お互いに口を大きく開けてその大きさを競い合う「大口競争」(jaw fensing)、地面に寝転がって相手の首根っこを押さえようとする「犬のレスリング」、ロープや棒の両端を口でくわえ、引っ張り合う「犬の綱引き」(tug of war)などです。
遊びがエスカレートしてケンカに発展しそうになると、通常はどちらか一方がしっぽを大きく振ったり「犬のおじぎ」(プレイバウ)をすることで「これは遊びだからね!」という意思確認を行います。
犬が取っ組み合いをする動画
以下でご紹介するのは、取っ組み合いをする犬の姿を捉えた動画です。相手に体重をかけて組み伏せたり、首筋を軽くかんで動きを拘束(こうそく)すると勝ち、といったところでしょう。これは、野生環境において獲物をしとめる予行演習(よこうえんしゅう)をしている、と言っても過言ではありません。犬は本能的に自分たちに必要な行動を知っており、遊びを通じてそうした行動の練習をしているものと考えられます。もっとも現代のペット犬は、森の中で獲物を追いかけてしとめる必要性はありませんけどね。
遊びで取っ組み合いをする犬たち
犬が取っ組み合いをする写真
