へっぴり腰が現れる状況
ちょっと大きめな犬を目の前にして、子犬の腰が引けています。人間で言うといわゆる「へっぴり腰」ですが、この時の犬の気持ちは?
へっぴり腰の気持ち解説
体重を後ろ足にかけているのは、いつでも逃げ出せる体勢を作るためで、恐怖を感じているときにこのような態度をとります。人間も高い場所などから下を見下ろすと腰が引けてへっぴり腰になりますが、この時の心境を思い浮かべてみるとわかりやすいでしょう。ちなみにしっぽを股(また)の間に挟みこんでいるときは、恐怖と同時に「負けました」という服従心を表しています。
恐怖を感じている犬のシグナルを無視して強引に近づこうとすると、恐怖から反撃に転じて噛(か)み付くこともありますので気をつけてくださいね。特に人間が不用意に正面から近づいたり、頭の上から手をかざす行為は、犬から見ると「取って食われる!」と感じますので十分な注意が必要です。
恐怖を感じている犬のシグナルを無視して強引に近づこうとすると、恐怖から反撃に転じて噛(か)み付くこともありますので気をつけてくださいね。特に人間が不用意に正面から近づいたり、頭の上から手をかざす行為は、犬から見ると「取って食われる!」と感じますので十分な注意が必要です。
へっぴり腰の動画
子犬が生まれたばかりでまだ世の中のことをあまり知らない場合、何の変哲もないお皿やポップコーンを見て警戒心を抱いてしまうことがあります。また子犬に限らず、鏡に映った自分の姿を見て同じような行動を見せる犬もいますね。これは犬が鏡に映った自分の姿を「自分」と認識することが出来ないためです。人間から見るとどうでもいいものでも、犬にとってすれば結構恐怖の対象になるのです。
へっぴり腰になる犬たち
へっぴり腰の写真
どの犬もそろいもそろって腰が引けています。驚いたときや怖いと感じているときの典型的な姿勢ですね。例外はありますが、柴犬を始めとする日本犬はやや他の犬に比べて警戒心が強い傾向にあります。可愛いからといって不用意に頭を撫でようとすると、結構怖がってしまうことが多いです。きっと犬からすると「襲われる!」と本能的に感じてしまうのでしょう。