犬が破壊行動を見せる状況
外出から帰ったら、留守番していた犬が部屋中めちゃめちゃに・・。さて、この時の犬の気持ちは?
破壊行動を見せるときの気持ち解説
「こんな生活もういや!」はいささか言いすぎかもしれませんが、生活に何らかのストレスがあるとき、普段はおとなしい犬も破壊行動に走ることがあります。カーペットやカーテン、クッションなどをぼろぼろにしたり、自分の足を病的になめ続けたりするような場合は、相当ストレスがたまっていると見てよいでしょう。ひどいときには「舐性皮膚炎」(しせいひふえん)といって、炎症が起こるまで足を舐め続ける犬もいますので、飼い主はストレスのシグナルを見逃さないようにしたいものです。
犬が破壊行動を見せる動画
以下でご紹介するのは、犬が家の中にあるものをひっちゃかめっちゃかに壊してしまう瞬間を捉えた動画です。留守番させるときが最も危険ですので、犬がアクセスできる場所を制限するなどして破壊行動や誤飲・誤食事故を防がなければならないでしょう。
家の中のものを壊す犬たち
犬が破壊行動を見せる写真
犬がクッションを破壊して家中綿だらけになっています。犬は時折、ストレス解消や遊びの一環(いっかん)として、クッションのようなものを獲物に見立てて狩りの真似事をすることがあります。クッションを口にくわえて首を激しく左右に振り回したりしますが、これは捕らえた獲物の首根っこに噛(か)みついて、息の根を止めようとしている本能的な行動の現れです。 一見何気ない動作ですが、その元となっている行動に思いを馳せると、何だかちょっと怖くなってしまいますね・・。