トップ犬の種類やらわ行に属する犬の種類ラットテリア

ラットテリア

 ラットテリアの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

ラットテリアの基本情報

ラットテリア
  • 体高
    25~33cm
  • 体重
    4.5~11kg
  • 分類
    テリアグループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

ラットテリアの歴史・ルーツ

 ラットテリアは、1800年代後半から1900年代初頭のアメリカにおいて、非常に数多くの犬種を掛け合わせて生み出された犬です。
 基礎犬としては、フォックステリア、オールドイングリッシュホワイトテリア、マンチェスターテリアブルテリアスムースフォックステリアトイフォックステリアなどが用いられたと推測されています。
 中西部においては、ウサギによる穀物の被害が甚大だったため、上記した基礎血統にウィペットイタリアングレーハウンドなど、俊足の犬種が加えられました。また同じ時期、南部においてはハンティングを目的としてビーグルの血統が加えられました。
 このように、育種された目的も場所も違う小型のテリアが後に交じり合い、2009年に一つの犬種として独立したのが、今日の「ラットテリア」です。

ラットテリアの性格・特徴

 ラットテリアの性格は、明るく元気一杯です。テリア気質が強く、小動物に対しては狩猟本能が目覚めてしまうこともあります。
 被毛は短く光沢があります。毛色は地色にくっきりとしたマーキングが入る「バイボールド」が基本です。地色にはブラック、ホワイト、レッドホワイト、ブルーホワイトなどがあり、マーキングにはホワイト、タン、サーブル、アプリコット、ブラック、ブルー、チョコレート、フォーンなどがあります。

ラットテリアのお手入れ・注意点

 ラットテリアには、毎日最低でも30分~1時間程度の運動をさせてあげる必要があります。被毛の手入れは、汚れたときに濡れタオルで拭いてあげる程度で大丈夫でしょう。

ラットテリアの動画

 以下でご紹介するのはラットテリアの動画です。
 ルーズベルト大統領がホワイトハウスで飼育していた犬が、ネズミ捕りにたいそう秀でていたため、現在の「ラットテリア」という名がつけられたそうです。さまざまな犬種を祖としているため、体の大きさにはかなりのばらつきがあります。
元動画は→こちら
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