スマック柴犬用～原材料から添加物の安全性まで

　「スマック柴犬用」は株式会社スマックが製造・販売している犬向けの総合栄養食です。愛知県大府市にある研究所では犬や猫を飼育しており、製品の嗜好性やライフステージごとの栄養要求の違いなどを研究しているとのこと。
　柴犬に合わせてキブル（フード粒）を小さく揃えたシリーズで、公式サイトでは「低脂肪」「子犬～成犬用」「11歳以上用」の3種類が紹介されています。すべてドライタイプです。 低脂肪 子犬～成犬用 11歳以上用 種類と成分保証値

種類	タンパク質	脂質	カロリー （kcal/g）
低脂肪	19%	6%	3.20
子犬・成犬用	27%	10%	3.40
11歳以上用	19%	8%	3.30

料金・価格 給餌目的 フードのタイプ 対象年齢 原産国 製造・販売 公式情報 NEXT：原材料と添加物リスト

　「スマック柴犬用」のすべての製品に動物組織を脱脂乾燥処理した「ミートミール」が含まれていますが、具体的には鶏由来のチキンミールや豚由来のポークミールが使用されています。こられの動物種に対して食物アレルギーを抱えている場合は思わぬ反応が出てしまうかもしれませんのでご注意下さい。
　魚油はEPA（エイコサペンタエン酸）やDHA（ドコサヘキサエン酸）の供給源として使用されているようです。不飽和脂肪酸の効果に関しては「犬にオメガ3脂肪酸（DHA・EPA）を与えると何がどう変わる？」で詳しく解説してあります。
　「11歳以上用」に含まれているグリコサミノグリカンの効果に関しては「コンドロイチンとグルコサミンが犬猫の関節に良いというのは本当？」をご参照ください。
　ビタミンEが含まれているものの、用途が明記されていないため酸化防止剤ではなくそのままビタミンに区分しました。 素材・添加物の区分と安全性