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インテグラプロテクト(INTEGRA®PROTECT)アレルギーケア~原材料から添加物の安全性まで

 ドッグフードブランドの一種「インテグラプロテクトアレルギーケア」。この製品にはどのような特徴があるのでしょうか?使われている原材料から添加物の安全性までを詳しく解説します。なお日本国内で販売されている犬向けフードを一覧で見たい方は「ドッグフード製品・大辞典」をごらん下さい(🔄最終更新日:2023年6月)

インテグラプロテクトアレルギーケアの基本情報

 「インテグラプロテクト(INTEGRA®PROTECT)アレルギーケア」はドイツの大手肉製品メーカー「heristo AG」が1991年に設立したペットフード部門アニモンダ社が製造・販売する犬向けの療法食です。医薬品ではないため病院からの処方箋は必要ありませんが、特定の体調不良に合わせた栄養バランスになっていますので、給餌する場合は獣医師の指示を仰ぐようにして下さい。
 アレルギーケア(Sensitive)は食物アレルギーや食物不耐性に配慮したシリーズで、動物タンパクおよび植物タンパク源が1つだけに絞られています。また原材料の中からお米、小麦、とうもろこしなどの主要穀類を除外したいわゆる「グレインフリー」という区分になっています。さらにストラバイトとシュウ酸カルシウム結石ができにくいよう調整されているとのこと。公式サイトではドライタイプとウェット4種類が紹介されています。
ドライ 鶏・パースニップ 七面鳥・パースニップ 種類と成分保証値
種類タンパク質脂質カロリー
(kcal/g)
ドライ24.5%15%3.86
馬・アマランサス11%5%0.99
鶏・パースニップ9%6%0.95
子羊・アマランサス9%8%1.13
七面鳥・パースニップ11%5.5%0.94
料金・価格
ドライの内容量は700gか4kg、ウェットの内容量は150g(トレイ)か400g(缶詰)で、公式サイトで自社通販サイト販売店リストを紹介しているほか、一般の通販サイトや量販店などで購入が可能です。
給餌目的
療法食
フードのタイプ
ドライ/ウェット
対象年齢
1歳以上の成犬
原産国
ドイツ
製造・販売 公式情報 NEXT:原材料と添加物リスト

インテグラプロテクトアレルギーケアの原材料と添加物

 「インテグラプロテクト(INTEGRA®PROTECT)アレルギーケア」のドライタイプに用いられている肉類はラビット(兎肉)で、ウェットタイプの肉類はラベル表記通りです。ポテト、牛脂、セルロース、サーモンオイルはドライタイプにだけ使用されています。なお付け合せ的に含まれているアマランサスはヒユ科、パースニップはセリ科の二年草です。
素材・添加物の区分と安全性
  • 肉類「肉類」とは哺乳動物や鳥(家禽)の生肉、内臓と体の一部から生じる全ての副生物のことを指します。インテグラプロテクトアレルギーケアに含まれる肉類は以下です。
    鶏肉, 七面鳥, ラビット(兎)ミール, 馬肉, 子羊肉
  • 油脂類油脂類は植物から取れる油、および動物から取れる脂の総称で、その加工物まで含まれます。インテグラプロテクトアレルギーケアに含まれる油脂類は以下です。
    牛脂, サーモンオイル, キャノーラオイル
  • でん粉「でん粉」とは単糖が9つ以上組み合わさってできる多糖類の一種です。インテグラプロテクトアレルギーケアに含まれるてんぷん類は以下です。
    ドライポテト
  • サプリメントサプリメント(その他)とは添加物の分類が難しいときに用いられるカテゴリです。犬の健康に影響を及ぼす可能性がある微量成分が含まれます。インテグラプロテクトアレルギーケアに含まれるサプリメント類は以下です。
    リグノセルロース, ビタミン類, ミネラル, アマランサス, パースニップ
含まれていない添加物 インテグラプロテクトアレルギーケアに着色料保存料発色剤増粘安定剤酸味料・調味料酸化防止剤は含まれていません。