ウェルシュスプリンガースパニエルの基本情報
ウェルシュスプリンガースパニエルの歴史・ルーツ
ウェルシュ・スプリンガースパニエルの起源は定かではありません。しかしその歴史は古く、石器時代からウェールズ(イギリスの地方名)、アイルランド、スコットランドで人類と共に狩猟の旅をしてきたと考えられています。1570年に書かれたイギリスの文献の中には早くも、「白地に赤の斑点」という、今のウェルシュスプリンガースパニエルの原型とも取れる犬のことが記されています。
この犬種がイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルと時を同じくして発達していったとする説や、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルとクランバー・スパニエル(写真右/耳の形態や骨格が似ている)との交配から発達していったという説も存在していますが、定かなことは分かっていません。
1800年代の終りまで、この犬種は「ウェルシュ・コッカー」と呼ばれていました。しかし1902年にケネルクラブから公認されたことを機に、猟芸の一種である「スプリンギング」に秀でていたことにちなんで、現在の名称に改称されました。 なお「スプリング」(スプリンギング)とは、獲物を隠れ場所から飛び立たせたり追い出したりする猟芸のことです。
この犬種がイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルと時を同じくして発達していったとする説や、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルとクランバー・スパニエル(写真右/耳の形態や骨格が似ている)との交配から発達していったという説も存在していますが、定かなことは分かっていません。
1800年代の終りまで、この犬種は「ウェルシュ・コッカー」と呼ばれていました。しかし1902年にケネルクラブから公認されたことを機に、猟芸の一種である「スプリンギング」に秀でていたことにちなんで、現在の名称に改称されました。 なお「スプリング」(スプリンギング)とは、獲物を隠れ場所から飛び立たせたり追い出したりする猟芸のことです。
ウェルシュスプリンガースパニエルの性格・特徴
ウェルシュ・スプリンガースパニエルの性格は穏やかでのんびり屋です。ややシャイなところがあり、初対面の犬や人には警戒心を示すかもしれません。身体は、レッドとホワイトの被毛色が特徴です。またあらゆる気候に適応でき、激務に耐える強い体をもっており、アフリカやインドなどでは現役の猟犬として活躍しています。
ウェルシュスプリンガースパニエルのお手入れ・注意点
ウェルシュ・スプリンガースパニエルのお手入れは、毎日のブラッシングの後、部分的にクシでやさしく梳くコーミングが必要です。被毛は定期的なシャンプーが欠かせませんが、水慣れしているので入浴のしつけは比較的楽だと言われています。運動に関しては、広場などで思う存分走らせることが理想です。水泳も得意なので季節によっては水遊びさせるのもよいでしょう。健康面では、眼瞼内反症にかかりやすいことが知られています。
ウェルシュスプリンガースパニエルの動画
以下でご紹介するのはウェルシュスプリンガースパニエルの写真集です。
AKCで認定されたのは1929年ですが、アメリカ国内で猟犬や家庭犬としての認知が確立したのは1950年代に入ってからのことです。
AKCで認定されたのは1929年ですが、アメリカ国内で猟犬や家庭犬としての認知が確立したのは1950年代に入ってからのことです。