犬が座ったり伏せたりする状況
ドッグランで他の犬と追いかけっこをしていたら、急に地面に伏せてしまいました。さて、このときの犬の気持ちは?

座ったり伏せたりする意味の解説

犬にとっての「座ったり伏せたりする」という行為は、人間界で言うと「ボクシングのインターバル」に近いかもしれません。ボクシングの試合中、どんなに激しい打ち合いをしても、ゴングが鳴ると両対戦者はコーナーへ退き、椅子に座ってしばし心と体を休めます。これと同様、犬も座ったり伏せたりすることで、興奮しすぎた気持ちをいったん落ち着けているのでしょう。「プロレスごっこから本気のケンカに発展する」ということは人間の子供でよくありますが、犬も興奮しすぎて遊びから本気のケンカにならないよう、気をつけているのかもしれませんね。
犬が座ったり伏せたりする動画
以下でご紹介するのは、犬が座ったり伏せたりする瞬間をとらえた動画です。
レオンベルガーらしき大型犬が路上にいる場面を確認できます。人間の存在、もしくは見慣れない撮影機器を不審に思ったのか、ペロッと口元をなめた後おもむろにおすわりの姿勢を取りました。それに続いて視線をそらすというカーミングシグナルも確認できますので、犬が何らかの不安やストレスを感じている可能性はかなり高いことがわかります。
2本目の動画ではマルチーズらしき小型犬がデッキの上で伏せの状態になっています。すると向こうから見知らぬ犬がやってきて「何しているの?」といった感じでコミュニケーションを始めました。伏せの状態からいきなり攻撃を仕掛けることはできませんので、相手の犬も安心して近づいたのかもしれませんね。
ちなみにおなかを上にしてごろんと横になるのは、一般的に服従の姿勢であり、「あなたには逆らいませんよ」という意味を持ちます。相手の敵意を砕いて無駄な争いを防いでいるという意味においては、これも一種のカーミングシグナルなのかもしれません。
1本目の動画では2本目の動画ではマルチーズらしき小型犬がデッキの上で伏せの状態になっています。すると向こうから見知らぬ犬がやってきて「何しているの?」といった感じでコミュニケーションを始めました。伏せの状態からいきなり攻撃を仕掛けることはできませんので、相手の犬も安心して近づいたのかもしれませんね。
ちなみにおなかを上にしてごろんと横になるのは、一般的に服従の姿勢であり、「あなたには逆らいませんよ」という意味を持ちます。相手の敵意を砕いて無駄な争いを防いでいるという意味においては、これも一種のカーミングシグナルなのかもしれません。