レオンベルガーの基本情報
レオンベルガーの歴史・ルーツ
レオンベルガーはドイツ・シュツットガルト近くの都市・レーオンベルク(Leonberg)を原産とする犬種です。1830年代、レーオンベルク出身のドッグブリーダー、ハインリッヒ・エッシグが、ランドシーア模様のニューファンドランド(メス)とセントバーナードの元となったバリー犬(オス)を掛け合わせ、後にグレートピレニーズなどの血統を混ぜたものが基礎犬であると言われています。1846年に最初のレオンベルガーが誕生しましたが、もともとはレーオンベルク市の紋章にもなっているライオンに似た犬を作出することが目的でした。1800年代の終わりごろには、主に農家を手伝う犬として活躍するようになったほか、各国の王家王族でも寵愛を受け、ナポレオン二世と三世、オーストリア-ハンガリー王国のエリザベス女王、ウェールズの王子、イタリアのウンベルト一世などがこの犬を飼育していたと伝えられます。
20世紀に入って第一次世界大戦が勃発すると、わずか5頭のレオンベルガーだけがかろうじて生き残ります。この5頭を元に何とか個体数を増やしましたが、続く第二次世界大戦で再び絶滅の危機に瀕しました。これらの戦争がレオンベルガーの存続に多大な影響を及ぼしたのには、この犬が兵器や弾薬の荷引きに動員されたという要因もあるようです。第二次世界大戦後はわずか8頭だけが生き残り、今日存在しているレオンベルガーの祖となっています。
AKCでワーキンググループとして公認されたのは、2010年1月と比較的近年です。
20世紀に入って第一次世界大戦が勃発すると、わずか5頭のレオンベルガーだけがかろうじて生き残ります。この5頭を元に何とか個体数を増やしましたが、続く第二次世界大戦で再び絶滅の危機に瀕しました。これらの戦争がレオンベルガーの存続に多大な影響を及ぼしたのには、この犬が兵器や弾薬の荷引きに動員されたという要因もあるようです。第二次世界大戦後はわずか8頭だけが生き残り、今日存在しているレオンベルガーの祖となっています。
AKCでワーキンググループとして公認されたのは、2010年1月と比較的近年です。
レオンベルガーの性格・特徴
レオンベルガーの性格は非常に友好的で忠実、賢くて優しいとされます。身体は防水性に富むダブルコート、顔のブラックマスク、ライオンを彷彿とさせるたてがみなどを特徴としています。多くの色が許容されており、イエロー、レッド、レッドブラウンなどがありますが、ブラックアンドタンなど少数のパターンは失格とされます。
レオンベルガーのお手入れ・注意点
レオンベルガーのお手入れは、非常に抜け毛が多い犬種ですので、1日に1回のブラッシングを欠かさず行うのが理想です。人といることを好む性格ですので、屋外飼育は不向きです。
レオンベルガーの動画
以下でご紹介するのはレオンベルガーの動画です。
英語圏では「レオンバーガー」と発音され、愛称は「レオ」です。足指の間に水かきをもっていることから泳ぎが得意で、イタリアやドイツでは水難救助犬として活躍しています。2009年、通常であれば6匹前後のところ、1度に18匹の子犬を産んだことでも話題になりました。健康面では大型犬特有の股関節形成不全症への注意が必要で、平均寿命は7~8程度です。
英語圏では「レオンバーガー」と発音され、愛称は「レオ」です。足指の間に水かきをもっていることから泳ぎが得意で、イタリアやドイツでは水難救助犬として活躍しています。2009年、通常であれば6匹前後のところ、1度に18匹の子犬を産んだことでも話題になりました。健康面では大型犬特有の股関節形成不全症への注意が必要で、平均寿命は7~8程度です。