ノーリッチテリアの基本情報
ノーリッチテリアの歴史・ルーツ
ノーリッチテリアの起源は定かではありません。1880年代、イギリス南東部にあるイーストアングリア地方において育種されていた、作業犬タイプのテリアが基礎犬だと考えられています。
1800年代末頃から1900年代初頭に掛け、ケンブリッジ大学の学生間では、部屋の中でネズミ捕りの上手な小型犬を飼育することが流行していました。これらの犬は、近くに位置するイーストアングリアから調達されることが多かったようです。当時の犬たちは大学名にちなみ「カンタブテリア」(Cantab Terrier, cantabとは"ケンブリッジ大学の"という意味)と呼ばれていました。
1920年代になると、フランク・ジョーンズという人物が、グレンオブイマールテリア、ケアーンテリア、ボーダーテリアに、ノーリッチ、ケンブリッジ、マーケットハーバラなどから取り寄せたテリア種を掛け合わせ、短足・粗毛のテリアを作出します。詳細な記録は残っていないものの、ケンブリッジ大学で広く飼育されていた「カンタブテリア」もこの中に入っていると推測されます。
1930年代に入ると、ジョーンズ氏の作出した短足テリアはドッグショーに登場するようになり、1932年には早くも「ノーリッチテリア」としてイギリスのケネルクラブで公認されます。当時のノーリッチテリアは垂れ耳と立ち耳が混在していましたが、約30年後の1964年、垂れ耳のものは「ノーフォークテリア」として独立を果たしました。
1800年代末頃から1900年代初頭に掛け、ケンブリッジ大学の学生間では、部屋の中でネズミ捕りの上手な小型犬を飼育することが流行していました。これらの犬は、近くに位置するイーストアングリアから調達されることが多かったようです。当時の犬たちは大学名にちなみ「カンタブテリア」(Cantab Terrier, cantabとは"ケンブリッジ大学の"という意味)と呼ばれていました。
1920年代になると、フランク・ジョーンズという人物が、グレンオブイマールテリア、ケアーンテリア、ボーダーテリアに、ノーリッチ、ケンブリッジ、マーケットハーバラなどから取り寄せたテリア種を掛け合わせ、短足・粗毛のテリアを作出します。詳細な記録は残っていないものの、ケンブリッジ大学で広く飼育されていた「カンタブテリア」もこの中に入っていると推測されます。
1930年代に入ると、ジョーンズ氏の作出した短足テリアはドッグショーに登場するようになり、1932年には早くも「ノーリッチテリア」としてイギリスのケネルクラブで公認されます。当時のノーリッチテリアは垂れ耳と立ち耳が混在していましたが、約30年後の1964年、垂れ耳のものは「ノーフォークテリア」として独立を果たしました。
ノーリッチテリアの性格・特徴
ノーリッチテリアの性格は狩猟本能が強く、大胆不敵、敏感で警戒心が強いと言われます。特に小動物を追いかける本能が強いため、他の動物と一緒に飼う時は注意が必要です。
身体は体力が強壮で、「ネズミ捕り」という本職に適応して各種の疾患に対する抵抗力も極めて強いといわれています。サイズはテリア種の中では最小と言ってもよいでしょう。多くの犬種が入り混じっているため毛色は様々ですが、比較的赤系統の個体が多いようです。
身体は体力が強壮で、「ネズミ捕り」という本職に適応して各種の疾患に対する抵抗力も極めて強いといわれています。サイズはテリア種の中では最小と言ってもよいでしょう。多くの犬種が入り混じっているため毛色は様々ですが、比較的赤系統の個体が多いようです。
ノーリッチテリアのお手入れ・注意点
ノーリッチテリアには、毎日の散歩や運動が必要です。何かを追いかけることが本能的に好きなので、ボール遊びなどを取り入れると喜ぶでしょう。ただし、ドッグランなどでもリードは外さないほうが賢明です。被毛は針金のように硬く、週に1~2回程度のコーミングと、年に3~4回のむだ毛を取りが必要です。
ノーリッチテリアの動画
以下でご紹介するのはノーリッチテリアの動画です。
体が小さいわりに子犬は大きいため、出産は帝王切開で行われます。健康面では背骨、目の病気、そして上気道の問題が発生しやすいので要注意です。活発な性格ですから、人の膝の上でじっとしているよりも外を駆けずり回りたいタイプです。テリア気質を色濃く残しているため、鳥やハムスターなどの小型動物との同居はお勧めできません。
体が小さいわりに子犬は大きいため、出産は帝王切開で行われます。健康面では背骨、目の病気、そして上気道の問題が発生しやすいので要注意です。活発な性格ですから、人の膝の上でじっとしているよりも外を駆けずり回りたいタイプです。テリア気質を色濃く残しているため、鳥やハムスターなどの小型動物との同居はお勧めできません。