ブリアードの基本情報
ブリアードの歴史・ルーツ
ブリアードの起源は定かではありません。少なくともルネッサンス期頃(1300~1500年代)からフランス国内で牧羊犬や護衛犬として活躍していたと推測されます。
1809年、アベ・ロジエという司祭が、長毛タイプを「Berger de Brie」(ベルジェドブリ=ブリー地方の牧羊犬)、短毛タイプを「Berger de Beauce」(ベルジェドボース=ボース地方の牧羊犬)と名づけてから、枝分かれが始まりました。1893年、まず短毛の「Berger de Beauce」のスタンダードが規定されて「ボースロン」として独立しました。それからしばらく後の1897年、長毛の「Berger de Brie」にもスタンダードが設けられ、「ブリアード」として独立を果たしました。1909年には犬種クラブも設立されています。
ブリアードは、第一次大戦において軍用犬として動員されたことから一時的に絶滅の危機に瀕しますが、その後、愛好家たちの尽力によって個体数を伸ばし、1925年にはスタンダードの再改定が行われました。1928年にはアメリカに渡り、AKCの公認を受けています。
1809年、アベ・ロジエという司祭が、長毛タイプを「Berger de Brie」(ベルジェドブリ=ブリー地方の牧羊犬)、短毛タイプを「Berger de Beauce」(ベルジェドボース=ボース地方の牧羊犬)と名づけてから、枝分かれが始まりました。1893年、まず短毛の「Berger de Beauce」のスタンダードが規定されて「ボースロン」として独立しました。それからしばらく後の1897年、長毛の「Berger de Brie」にもスタンダードが設けられ、「ブリアード」として独立を果たしました。1909年には犬種クラブも設立されています。
ブリアードは、第一次大戦において軍用犬として動員されたことから一時的に絶滅の危機に瀕しますが、その後、愛好家たちの尽力によって個体数を伸ばし、1925年にはスタンダードの再改定が行われました。1928年にはアメリカに渡り、AKCの公認を受けています。
ブリアードの性格・特徴
ブリアードの性格は、主人に対して極めて忠実で、時に「毛皮をまとった黄金のハート」と呼称されます。忍耐強い犬ですが、訓練のしやすい犬と言う訳ではありません。
被毛は、細かくて密なアンダーコートと粗くて硬いアウターコートから成るダブルコートで、色はトーニー(黄褐色)、フォーン、ブラック、グレイなどです。肩周辺の被毛が特に長く、時に15cm以上にもなり、また放置すると完全に顔を覆ってしまいます。 兄弟犬であるボースロン同様、後足の親指が2本ある「ダブルデュークロー」(写真右)が特徴です。
被毛は、細かくて密なアンダーコートと粗くて硬いアウターコートから成るダブルコートで、色はトーニー(黄褐色)、フォーン、ブラック、グレイなどです。肩周辺の被毛が特に長く、時に15cm以上にもなり、また放置すると完全に顔を覆ってしまいます。 兄弟犬であるボースロン同様、後足の親指が2本ある「ダブルデュークロー」(写真右)が特徴です。
ブリアードのお手入れ・注意点
ブリアードには、毎日かなりの運動や散歩と、人間との触れ合いが必要です。愛情を求める犬ですので屋外飼育には向いていません。長い被毛はもつれやすいため、1日おきにブラッシングかコーミングをしてあげましょう。また目の疾患を予防するためにも、顔周辺の無駄毛はカットするようにします。
ブリアードの動画
以下でご紹介するのはブリアードの動画です。
第3代アメリカ合衆国大統領であるトーマス・ジェファーソンが最初にこの犬をアメリカに持ち込んだと伝えられており、近年はホームドラマでたびたび登場するため、アメリカでは顔なじみです。戦後の絶滅の危機はボースロンとバーベットの血を入れることによって乗り切りました。被毛はダブルコートでしっぽは特徴的なJの字型を描きます。通常犬の狼爪(ろうそう=親指)は1本ですが、ブリアードはなぜかダブルデュークローといって2本あります。
第3代アメリカ合衆国大統領であるトーマス・ジェファーソンが最初にこの犬をアメリカに持ち込んだと伝えられており、近年はホームドラマでたびたび登場するため、アメリカでは顔なじみです。戦後の絶滅の危機はボースロンとバーベットの血を入れることによって乗り切りました。被毛はダブルコートでしっぽは特徴的なJの字型を描きます。通常犬の狼爪(ろうそう=親指)は1本ですが、ブリアードはなぜかダブルデュークローといって2本あります。