バセンジーの基本情報
バセンジーの歴史・ルーツ

エジプト王国の滅亡後は、コンゴの奥地で現地の人々と共に野生的な生活を続け、数千年に渡って外界から隔絶された状態でした。1895年にイギリスのアフリカ調査団がこの犬を発見した当初は、部族や場所にちなんで「ザンデ・ドッグ」や「コンゴ・テリア」などと呼ばれていたようです。
1800年代後半から1900年代初頭にかけ、この犬はアフリカからイギリスへ何度も持ち込まれようとしましたが、いつもジステンパーのため失敗に終わっていました。ようやく渡航に成功したのは1930年代に入ってからで、その後イギリスで個体数を増やし、海外にも輸出されるようになりました。
1950年代になると、アメリカ国内におけるバセンジー人気が急上昇しました。理由は、1956年に公開された映画「Good-bye, My Lady」においてこの犬がフィーチャーされたからです。1980年代になると、数頭のバセンジーがアフリカからアメリカに輸入され、限局的だった遺伝子プールの拡大が計られています。
バセンジーの犬名はスワヒリ語で「野蛮な」を意味する言葉に由来しているという説や、「bush thing」(藪のもの)という言葉から来ているという説などがあります。
バセンジーの性格・特徴
バセンジーの性格は八方美人タイプではなく、主人に対しては忠誠心を見せるものの、見知らぬものには警戒心を示す傾向があります。犬以外の動物とはあまりうまく共生できないようです。しつけには時間がかかりますので、初心者にはお勧めできません。
通常のメス犬は年2回発情期を迎えますが、バセンジーの場合は、オーストラリアの野生犬ディンゴやオオカミと同様、年1回だけです。またバセンジーは「吠えない犬」として有名ですが、そのかわりヨーデルにも似た風変わりな地声を出します。
背中に巻き上がったしっぽ、太い首、ピンと直立した耳、額に深く刻まれたシワなどが特徴です。被毛はレッド、ブラック、トライカラー、ブリンドルを基調とし、胸部と腹部に白が入ります。
通常のメス犬は年2回発情期を迎えますが、バセンジーの場合は、オーストラリアの野生犬ディンゴやオオカミと同様、年1回だけです。またバセンジーは「吠えない犬」として有名ですが、そのかわりヨーデルにも似た風変わりな地声を出します。
背中に巻き上がったしっぽ、太い首、ピンと直立した耳、額に深く刻まれたシワなどが特徴です。被毛はレッド、ブラック、トライカラー、ブリンドルを基調とし、胸部と腹部に白が入ります。
バセンジーのお手入れ・注意点
バセンジーはとても活発な犬なので、毎日の散歩や運動が必要です。室内飼育の方が理想でしょう。被毛の手入れは、たまにブラッシングするだけで充分です。
バセンジーの動画
以下でご紹介するのはバセンジーの動画です。
真偽のほどは定かではないものの、世界最古の犬とも言われており、ファラオの時代には贈り物としてはるばる中央アフリカからエジプトに輸送されたようです。中央アフリカのピグミー族は、今でもライオン狩りにこのバセンジーを利用しているとか。
アメリカでは1980年代、ファンコーニ症候群という遺伝性の腎臓疾患により、一時絶滅寸前にまで追い込まれました。ブリーダーたちはわざわざコンゴまで出向き、現地のバセンジーを輸入して遺伝子プールを拡張したという逸話があります。独立心旺盛で毛づくろいがすきなことから猫のようだとも形容されます。
真偽のほどは定かではないものの、世界最古の犬とも言われており、ファラオの時代には贈り物としてはるばる中央アフリカからエジプトに輸送されたようです。中央アフリカのピグミー族は、今でもライオン狩りにこのバセンジーを利用しているとか。
アメリカでは1980年代、ファンコーニ症候群という遺伝性の腎臓疾患により、一時絶滅寸前にまで追い込まれました。ブリーダーたちはわざわざコンゴまで出向き、現地のバセンジーを輸入して遺伝子プールを拡張したという逸話があります。独立心旺盛で毛づくろいがすきなことから猫のようだとも形容されます。