エントレブッハーマウンテンドッグの基本情報
エントレブッハーマウンテンドッグの歴史・ルーツ
エントレブッハーマウンテンドッグとはスイス原産の牧羊犬です。エントレブッハーセネンフント(Entlebucher Sennenhund)とも呼ばれますが、「エントルブッフ」(Entlebuch)とはスイス・ルツェルン州の谷の名前で、「セネンフント」(Sennenhund)はアルプスの牧羊犬という意味です。セネンフントは4種おり、最も小さいエントレブッハーセネンフント以外には「グレイタースイスマウンテンドッグ」(Greater
Swiss Mountain Dog, or Grosser Schweizer Sennenhund)、「バーニーズマウンテンドッグ」(Bernese Mountain Dog, or Berner Sennenhund)、「アッペンツェラー」(Appenzeller, or Appenzeller Sennenhund)という3種のトライカラー犬がいます。
ルーツは紀元前一世紀ごろ、ローマ人がスイスに持ち込んだ大型犬から派生した犬だと考えられています。20世紀に入り、セネンフントの熱心な支持者だった大学教授、アルベルト・ハイム氏が、外見の似ているアッペンツェラーからエントレブッハーセネンフントを分離し、1913年、「Swiss Kennel Club」の公認を取り付けました。第一次世界大戦で一時は姿を見かけなくなりましたが、有志たちの尽力によってジャーマンシェパードなどと掛け合わせ、個体数の回復に成功しています。
犬種としての公認は最近になってからで、2011年1月、AKCでようやくハーディンググループとして認定されました。
ルーツは紀元前一世紀ごろ、ローマ人がスイスに持ち込んだ大型犬から派生した犬だと考えられています。20世紀に入り、セネンフントの熱心な支持者だった大学教授、アルベルト・ハイム氏が、外見の似ているアッペンツェラーからエントレブッハーセネンフントを分離し、1913年、「Swiss Kennel Club」の公認を取り付けました。第一次世界大戦で一時は姿を見かけなくなりましたが、有志たちの尽力によってジャーマンシェパードなどと掛け合わせ、個体数の回復に成功しています。
犬種としての公認は最近になってからで、2011年1月、AKCでようやくハーディンググループとして認定されました。
エントレブッハーマウンテンドッグの性格・特徴
エントレブッハーマウンテンドッグの性格は、飼い主に忠実ですが、見知らぬものにはやや警戒心を示します。ボディはミディアムサイズでがっしりしており、ブラック、タン、ホワイトの3色が左右均等に配色されたトライカラーが特徴です。一般的にはマズル、足先、顎、のど元、胸元が白くなります。オーバーコートは粗くて光沢があり、アンダーコートは厚くて密です。長い下顎は頑丈で力強く、耳は小さくて三角形になっており、しっぽが生まれつき短いボブテイルのものもいます。
エントレブッハーマウンテンドッグのお手入れ・注意点
エントレブッハーマウンテンドッグには、毎日最低でも1時間程度の運動が必要です。お手入れは、週に2~3回のブラッシングで十分でしょう。
エントレブッハーマウンテンドッグの動画
以下でご紹介するのはエントレブッハーマウンテンドッグの動画です。
やや警戒心が強い犬種といわれますが、子犬の頃からてなづけておくと、かなりのトリック(芸)を覚えてくれるようです。
やや警戒心が強い犬種といわれますが、子犬の頃からてなづけておくと、かなりのトリック(芸)を覚えてくれるようです。