オーベルニュポインターの基本情報
オーベルニュポインターの歴史・ルーツ
オーベルニュポインターの起源は定かではありません。一説によると、1798年、フランスのナポレオンによってマルタ島が占拠された際、そこにいたマルタ騎士団の一部が猟犬を連れてオーベルニュ地方へやってきて、この犬種の基礎を築いたと言われています。また、かつてフレンチポインタークラブの代表を務めていたジャン・セルヴィエは、この犬種をフレンチポインターとピレニアンポインターの交配種だと推測しています。どちらの説が正しいにせよ、オーベルニュポインターはフランス南部にあるオーベルニュ地方で、数百年前から猟犬として活躍してきました。
ベルギーに本拠地を持つFCIでは「ブラークドーヴェルニュ」(Braque d'Auvergne)と言う名で登録されていますが、英語圏ではこれを直訳した「オーベルニュポインター」という呼び名で定着しています。
ベルギーに本拠地を持つFCIでは「ブラークドーヴェルニュ」(Braque d'Auvergne)と言う名で登録されていますが、英語圏ではこれを直訳した「オーベルニュポインター」という呼び名で定着しています。
オーベルニュポインターの性格・特徴
オーベルニュポインターの性格は穏やかで愛情深いことが知られています。頭がよくしつけにもよく反応します。
被毛は短くて光沢があり手触りは滑らかです。白地に黒の斑点が基本で、斑点がまばらなものは「フレックド」、密集して全体的に灰色がかって見えるものは「グレイング」などとも呼ばれます。頭部は黒で、中央にホワイトのラインが入るのが望ましいとされます。
被毛は短くて光沢があり手触りは滑らかです。白地に黒の斑点が基本で、斑点がまばらなものは「フレックド」、密集して全体的に灰色がかって見えるものは「グレイング」などとも呼ばれます。頭部は黒で、中央にホワイトのラインが入るのが望ましいとされます。
オーベルニュポインターのお手入れ・注意点
オーベルニュポインターには、毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります。被毛の手入れは、汚れた時に濡れタオルで拭いてあげる程度で充分でしょう。
オーベルニュポインターの動画
以下でご紹介するのはオーベルニュポインターの動画です。
第二次世界大戦後は個体数が激減して絶滅の危機に陥りましたが、Andre De Tournayという人物が20匹程度の犬を確保することで、なんとか血統を維持しました。
第二次世界大戦後は個体数が激減して絶滅の危機に陥りましたが、Andre De Tournayという人物が20匹程度の犬を確保することで、なんとか血統を維持しました。