イングリッシュセッターの基本情報
イングリッシュセッターの歴史・ルーツ
イングリッシュ・セッターの起源は、14世紀頃イギリスに持ち込まれたスペイン系の猟犬種、いわゆるスパニエルだと考えられています。当時のスパニエルの主な仕事は、猟場において鳥などを驚かせて飛び立たせることでした。しかしイギリスの貴族が自分の飼育しているスパニエルの中に、獲物を見つけると伏せてその居場所を知らせる犬を発見し、その独特の振る舞いから「伏せるスパニエル」、つまり「セッティング・スパニエル」と呼ぶようになります。15世紀に入り、このセッティング・スパニエルとスペインのポインターやウォーター・スパニエル、スプリンガー・スパニエルなどを掛け合わせて現在のイングリッシュ・セッターの原形ができたと考えられています。
その後、イギリスのエドワード・ラヴェラック(1800~1877, 左肖像)という人物が、1825年から35年以上かけてこの犬種の繁殖に取り組み、現在のイングリッシュ・セッターの基盤を作りました。
ちなみにアメリカでは「カウント・ノーブル」(Count Noble)と言う名のイングリッシュ・セ ッターが有名です。この犬はフィールド・トライアル史上最高の記録を樹立し、その栄誉をたたえて死後は標本となりました。現在でもピッツバーグ・カーネギー博物館に安置されています。
その後、イギリスのエドワード・ラヴェラック(1800~1877, 左肖像)という人物が、1825年から35年以上かけてこの犬種の繁殖に取り組み、現在のイングリッシュ・セッターの基盤を作りました。
ちなみにアメリカでは「カウント・ノーブル」(Count Noble)と言う名のイングリッシュ・セ ッターが有名です。この犬はフィールド・トライアル史上最高の記録を樹立し、その栄誉をたたえて死後は標本となりました。現在でもピッツバーグ・カーネギー博物館に安置されています。
イングリッシュセッターの性格・特徴
イングリッシュ・セッターの性格は温厚で優しく、子供や他の動物に対しても友好的です。また身体は、白地に黒や褐色の斑がある「ベルトン模様」が特徴です。この名は、セッターの繁殖家であるラヴェラックがよく狩りをしていた「ベルトン」という村の名前にちなんでいます。またウォーター・スパニエルの影響を受け水泳も得意です。
イングリッシュセッターのお手入れ・注意点
イングリッシュ・セッターには、毎日少なくとも1時間程度の運動をさせる必要があります。被毛は長めなので、2~3日に1回は定期的にブラッシングをしてあげましょう。
イングリッシュセッターの動画
以下でご紹介するのはイングリッシュセッターの動画です。
イングリッシュセッターは、第31代フーバー大統領がホワイトハウスで飼っていたことで有名です。また1930年代、「ジム」という名の犬が、7年連続でケンタッキータービーの優勝馬を当てたという記録が残っています。
イングリッシュセッターは全て、生まれたときは白ですが、成長するに従って様々な「ベルトン模様」を見せるようになります。色のバリエーションは、オレンジ、ブルー、レモン、レバー、トライカラーなどです。
健康面では、股関節形成不全や難聴などへの注意が必要とされます。
イングリッシュセッターは、第31代フーバー大統領がホワイトハウスで飼っていたことで有名です。また1930年代、「ジム」という名の犬が、7年連続でケンタッキータービーの優勝馬を当てたという記録が残っています。
イングリッシュセッターは全て、生まれたときは白ですが、成長するに従って様々な「ベルトン模様」を見せるようになります。色のバリエーションは、オレンジ、ブルー、レモン、レバー、トライカラーなどです。
健康面では、股関節形成不全や難聴などへの注意が必要とされます。