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スパニッシュウォータードッグ

 スパニッシュウォータードッグの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

スパニッシュウォータードッグの基本情報

スパニッシュウォータードッグ
  • 体高
    オス⇒ 44~50cm
    メス⇒ 40~45cm
  • 体重
    オス⇒ 18~22kg
    メス⇒ 14~18kg
  • 分類
    Group8(FCI)
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

スパニッシュウォータードッグの歴史・ルーツ

 スパニッシュウォータードッグの起源は定かではありません。スペインやポルトガルを含むイベリア半島において、12世紀頃から育種されていた牧羊犬が基礎になっていると考えられています。
 このうちスペイン北部のカンタブリア州で発展した小柄なタイプは2011年、「カンタブリアンウォータードッグ」という名で独立を果たしています。一方、スペイン南部のアンダルシア州で発展したタイプは、1975年頃から犬種として確立する動きが起こり、1980年には犬種クラブが設立されました。1985年にはスペイン国内の犬種協会で公認され、1999年にはベルギーに本拠地を持つFCIにおいて「Perro de Agua Espanol」という名で公認されています。これを英語に直訳したものが、今日の「スパニッシュウォータードッグ」です。

スパニッシュウォータードッグの性格・特徴

 スパニッシュウォータードッグの性格は、頭がよく勤勉です。また愛情深く飼い主に対して忠実です。
 被毛にはカールがかかっており手触りはウールのようです。毛が長く伸びた場合は互いに絡み合ってコード状になります。毛色はホワイト、ブラック、チェストナットのソリッドカラーのほか、ホワイトアンドブラックやホワイトアンドブラウンなどのバイカラーもいます。3色からなるトライカラーやブラックアンドタンのものは、認められていません。

スパニッシュウォータードッグのお手入れ・注意点

 スパニッシュウォータードッグには、毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります。犬名が示す通り泳ぐことが好きですので、夏場には犬用プールに入れてあげるのも良いでしょう。毛がコード状になることを望まない場合は、3センチぐらいにトリミングしてあげます。耳のチェックは最低でも週1ぐらいで行うようにしましょう。

スパニッシュウォータードッグの動画

 以下でご紹介するのはスパニッシュウォータードッグの動画です。
 スパニッシュウォータードッグの元になった犬は、トルコの商人が羊やヤギの群れとともにイベリア半島に持ち込んだとする説や、アフリカ北部からやってきたとする説があります。しかし1000年以上前のことですので確かなことは分かっていません。同じくイベリア半島出身のポーチュギースウォータードッグとは、血縁関係にあると推測されています。
元動画は→こちら
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