ムーディの基本情報
ムーディの歴史・ルーツ
ムーディの起源は定かではありません。ハンガリーにおいて、数百年前から牧羊犬として活躍してきた犬が元になっていると考えられています。
この犬を最初に発見したのは、ハンガリーの歴史学者、デジョー・フィーニャシュ博士(Dr. Dezso Fenyes)だと伝えられています。彼は1930年代、田舎の遺跡や習俗を研究していた際、地元の羊飼いが「プーリー」や「プーミー」と呼ぶ牧羊犬を見かけます。この犬に普通とは違う特徴を見出した博士は、早速典型的な犬を何匹か集め、計画的な繁殖を開始しました。こうして1936年、博士の名前にちなみ、「Canis ovilis Fenyesi」という学名を与えられた犬が、今日の「ムーディ」(Mudi)の原型です。
ようやく犬種として独立したムーディでしたが、程なくして勃発した第二次世界大戦により、個体数が激減してしまいます。戦後、1960年代から復興計画が開始されたものの、1966年に改定されたスタンダードにより、姿形に関する規定が大きく変更されてしまいました。体の大きさが一回り小さくなり、また単一色やマールなら全色許容されていたものが、ブラック、およびホワイトマールのみに限定されてしまったのは、このときからです。なお、このスタンダードは2000年になって再び改定され、オリジナルに近い毛色が認められるようになり、現在に至ります。
この犬を最初に発見したのは、ハンガリーの歴史学者、デジョー・フィーニャシュ博士(Dr. Dezso Fenyes)だと伝えられています。彼は1930年代、田舎の遺跡や習俗を研究していた際、地元の羊飼いが「プーリー」や「プーミー」と呼ぶ牧羊犬を見かけます。この犬に普通とは違う特徴を見出した博士は、早速典型的な犬を何匹か集め、計画的な繁殖を開始しました。こうして1936年、博士の名前にちなみ、「Canis ovilis Fenyesi」という学名を与えられた犬が、今日の「ムーディ」(Mudi)の原型です。
ようやく犬種として独立したムーディでしたが、程なくして勃発した第二次世界大戦により、個体数が激減してしまいます。戦後、1960年代から復興計画が開始されたものの、1966年に改定されたスタンダードにより、姿形に関する規定が大きく変更されてしまいました。体の大きさが一回り小さくなり、また単一色やマールなら全色許容されていたものが、ブラック、およびホワイトマールのみに限定されてしまったのは、このときからです。なお、このスタンダードは2000年になって再び改定され、オリジナルに近い毛色が認められるようになり、現在に至ります。
ムーディの性格・特徴
ムーディの性格は、非常に頭が良く元気いっぱいです。勇敢で用心深く、護衛犬としては優れた能力を発揮します。
被毛は3~7センチで、ややウェーブやカールがかかっています。頭部と足の前面に関しては短めです。毛色はフォーン、ブラック、ブルーマール、ブルーグレー(アッシュ)、ブラウンなどです。小さいものであればホワイトのマーキングも許容されます。
被毛は3~7センチで、ややウェーブやカールがかかっています。頭部と足の前面に関しては短めです。毛色はフォーン、ブラック、ブルーマール、ブルーグレー(アッシュ)、ブラウンなどです。小さいものであればホワイトのマーキングも許容されます。
ムーディのお手入れ・注意点
ムーディには、毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります。被毛の手入れは週に1~2回のブラッシングを基本とします。