紀州犬の基本情報
紀州犬の歴史・ルーツ
紀州犬の起源は、現在の和歌山県から三重県の熊野地方にまたがる「紀伊国」に生息していた土着犬です。当時紀伊半島に生息していた「熊野犬」、「日高犬」、「那智犬」など、主にイノシシ猟に用いられてきた犬が品種固定され、「紀州犬」というカテゴリに一括されました。1934年には天然記念物に指定されています。
2002年公開の日本映画「白い犬とワルツを」に登場する白い犬は紀州犬が演じており、また和歌山県警のマスコットキャラクター「きしゅう君」はこの犬種をモデルにしています。
2002年公開の日本映画「白い犬とワルツを」に登場する白い犬は紀州犬が演じており、また和歌山県警のマスコットキャラクター「きしゅう君」はこの犬種をモデルにしています。
紀州犬の性格・特徴
紀州犬の性格は頭が良く飼い主に忠実です。一方見知らぬ者に対しては強い警戒心を示すこともあります。
被毛は柔らかく密生したアンダーコートと硬い直毛のアウターコートからなるダブルコートで、色に関しては最も多い白のほか、虎毛やゴマ毛のものもいます。筋肉質な体や、三角形の耳と目なども特徴の1つです。
被毛は柔らかく密生したアンダーコートと硬い直毛のアウターコートからなるダブルコートで、色に関しては最も多い白のほか、虎毛やゴマ毛のものもいます。筋肉質な体や、三角形の耳と目なども特徴の1つです。
紀州犬のお手入れ・注意点
紀州犬には毎日最低でも1時間程度の運動をさせてあげる必要があります。よそ者に対して強い警戒心を抱く傾向があるため、子犬の頃からの社会化、および成犬になってからの適切なしつけは、絶対に怠ってはいけません。被毛が白の場合は汚れが目立つため、濡れタオルでたまに拭いてあげましょう。ブラッシングは週に1回程度で充分です。
紀州犬の動画
以下でご紹介するのは紀州犬の動画です。
登場するのは、山口県にある臨済宗のお寺「洞春寺」の看板犬「マル住職」。
登場するのは、山口県にある臨済宗のお寺「洞春寺」の看板犬「マル住職」。