ベルジアンタービュレンの基本情報
ベルジアンタービュレンの歴史・ルーツ
ベルジアンタービュレンの起源は、ベルギー国内で「ベルジアンシェパード」という名前で知られていた犬種です。この犬は「コンティネンタルシェパード」とも呼ばれ、牧羊犬や護衛犬として活躍していました。1893年、ベルジアンシェパードが犬種として認定されると、その中から黒以外の長毛種だけを選択的に掛け合わせ、1910年頃には「タービュレン」という独立したの犬種として認知されるようになります。なお、褐色短毛で顔に黒いマスクがかかったものは「ベルジアンマリノア」、黒い長毛種は「ベルジアングローネンダール」、褐色のラフコートは「ベルジアンラケノア」としてそれぞれ独立していきます。
アメリカで公認されたのは1918年と早いものの、世界恐慌時(1929)にはほとんど絶滅状態に陥ります。第二次世界大戦後は、同じ祖先を持つマリノアやグローネンダールの血統を借りて個体数を増やし、何とかこの危機を乗り越えました。1948年には、美しい褐色の被毛を持った「ウィリー」(Willy)という名のタービュレンがフランス国内で人気を博し、犬種の復興に一役買っています。
犬名は、長毛種がたくさん飼育されていたベルギーにある「テルビュレン」(Tervuren)という村名が由来です。
アメリカで公認されたのは1918年と早いものの、世界恐慌時(1929)にはほとんど絶滅状態に陥ります。第二次世界大戦後は、同じ祖先を持つマリノアやグローネンダールの血統を借りて個体数を増やし、何とかこの危機を乗り越えました。1948年には、美しい褐色の被毛を持った「ウィリー」(Willy)という名のタービュレンがフランス国内で人気を博し、犬種の復興に一役買っています。
犬名は、長毛種がたくさん飼育されていたベルギーにある「テルビュレン」(Tervuren)という村名が由来です。
ベルジアンタービュレンの性格・特徴
ベルジアンタービュレンの性格は忠実で我慢強く、物覚えが良くてトレーニングにはよく反応します。一方、非常に活発な犬種ですので、ストレスが溜まると容易に問題行動につながります。犬に関する知識と、自由な時間を豊富に持った飼い主が理想でしょう。
身体は、被毛色以外はグローネンダールとほぼ同一です。グローネンダールが光沢のある黒一色であるのに対し、タービュレンはやや黒みがかった黄褐色の被毛をもつのが特徴です。毛の生え際から毛先に向かって徐々に黒くなっていく「ティッピング」というタイプの被毛もあります。
身体は、被毛色以外はグローネンダールとほぼ同一です。グローネンダールが光沢のある黒一色であるのに対し、タービュレンはやや黒みがかった黄褐色の被毛をもつのが特徴です。毛の生え際から毛先に向かって徐々に黒くなっていく「ティッピング」というタイプの被毛もあります。
ベルジアンタービュレンのお手入れ・注意点
ベルジアンタービュレンには毎日かなりの量の運動や散歩が必要です。2時間程度の長めの散歩やジョギングを取り入れてあげましょう。被毛は上毛と下毛の二層構造で、週2回程度のブラッシングとコーミングが必要となります。換毛期(抜け毛の時期)には大量の抜け毛が出ますので注意が必要です。
ベルジアンタービュレンの動画
以下でご紹介するのはベルジアンタービュレンの動画です。英語圏では「ベルジャン・タビューラン」という発音になります。