アイディの基本情報
アイディの歴史・ルーツ
アイディの起源は、チュニジア、アルジェリア、リビア、モロッコなどを含む北アフリカにおいて、古くから育種されてきた作業犬だと考えられています。昼間は遊牧民の家畜を害獣から守り、夜はキャンプ周辺で夜警として見張りに立ちました。
同じく北アフリカ出身のスルーギが「高貴な犬」として扱われてきたのに対し、この犬種は長らく、「ありふれて陳腐な犬」というイメージを持たれてきました。しかし第二次世界大戦後になると、モロッコ国内で犬種として確立しようという機運が高まり、1963年には早くも「アトラスシープドック」という名でスタンダードが作成されました。1969年、「牧羊犬としては活躍していない」という理由から、「アイディ」に改名され、現在に至ります。
現在この犬種を公認しているのは、ベルギーに本拠地を持つ「FCI」とアメリカの「UKC」だけで、個体数もそれほど多くありません。犬名に関しては、この犬種が長らく育種されてきたモロッコのアトラス山脈にちなみ、「シャンドラトラス」(Chien de l'Atlas, フランス語で"アトラスの犬")、「アトラスマウンテンドッグ」(Atlas Mountain Dog)などと呼ばれることもあります。
同じく北アフリカ出身のスルーギが「高貴な犬」として扱われてきたのに対し、この犬種は長らく、「ありふれて陳腐な犬」というイメージを持たれてきました。しかし第二次世界大戦後になると、モロッコ国内で犬種として確立しようという機運が高まり、1963年には早くも「アトラスシープドック」という名でスタンダードが作成されました。1969年、「牧羊犬としては活躍していない」という理由から、「アイディ」に改名され、現在に至ります。
現在この犬種を公認しているのは、ベルギーに本拠地を持つ「FCI」とアメリカの「UKC」だけで、個体数もそれほど多くありません。犬名に関しては、この犬種が長らく育種されてきたモロッコのアトラス山脈にちなみ、「シャンドラトラス」(Chien de l'Atlas, フランス語で"アトラスの犬")、「アトラスマウンテンドッグ」(Atlas Mountain Dog)などと呼ばれることもあります。
アイディの性格・特徴
アイディの性格は、非常に防衛心が強いことで知られています。子犬の頃からの社会化教育、および成犬になってからの適切なしつけは必須です。
身体は筋肉質で引き締まっており、どんな天候にも耐える粗くて厚い被毛を有しています。鼻と唇はブラックやブラウンで、被毛色と調和することが理想とされます。被毛色にはホワイト、ブラック、ブラックアンドホワイト、ペールレッド、トーニーなどのバリエーションがあります。
身体は筋肉質で引き締まっており、どんな天候にも耐える粗くて厚い被毛を有しています。鼻と唇はブラックやブラウンで、被毛色と調和することが理想とされます。被毛色にはホワイト、ブラック、ブラックアンドホワイト、ペールレッド、トーニーなどのバリエーションがあります。
アイディのお手入れ・注意点
アイディには、毎日最低でも1時間程度の運動をさせてあげましょう。被毛は6センチ以上あり、もつれや絡みが発生しやすいため、1週間に1~2回ブラッシングをかけてあげます。
アイディの動画
以下でご紹介するのはアイディのスライドショーです。
この犬はその昔、北アフリカの先住民族であるベルベル人にちなみ「ベルベル」と呼ばれていた一方、アルジェリアにおいては「Shawia」、もしくは「Kabyle」呼ばれていました。
この犬はその昔、北アフリカの先住民族であるベルベル人にちなみ「ベルベル」と呼ばれていた一方、アルジェリアにおいては「Shawia」、もしくは「Kabyle」呼ばれていました。