アメリカンコッカースパニエルの基本情報
アメリカンコッカースパニエルの歴史・ルーツ
アメリカン・コッカースパニエルの起源は、14世紀頃イギリスに持ち込まれたスペイン系の猟犬種、いわゆるスパニエルです。このスパニエルは狩猟タイプやサイズによって、「ランド・スパニエル」、「ウォーター・スパニエル」、「トイ・スパニエル」などに分類されていきますが、コッカースパニエルの祖先犬は「ランド・スパニエル」の最も小型の犬種ではないかと考えられています。
1800年代にイギリスケネルクラブがイングリッシュ・コッカースパニエルを犬種として認めた後、アメリカに渡って独立したのがアメリカン・コッカースパニエルです。1880年頃に生まれた「オボII世」(Obo II, 写真右)がアメリカン・コッカースパニエルの始祖だとも言われています。
アメリカン・コッカースパニエルの犬名は、かつて猟場においてヤマシギ(woodcock)を始めとする鳥などを驚かせて飛び立たせる役割を担っていたことにちなんでいます。

アメリカン・コッカースパニエルの犬名は、かつて猟場においてヤマシギ(woodcock)を始めとする鳥などを驚かせて飛び立たせる役割を担っていたことにちなんでいます。
アメリカンコッカースパニエルの性格・特徴
アメリカン・コッカースパニエルの性格は陽気で人なつこく、アメリカ国内では時に「Merry Cocker」(陽気なコッカー)とも呼ばれます。身体に関してはイングリッシュ・コッカースパニエルに比べて口吻が短く、頭蓋がドーム状で彫りが深いのが特徴です。また後肢の角度が深い点、および被毛量が多い点も挙げられます。被毛色は黒一色の「ブラック」、白と他の色との2色模様である「パーティカラー」、ブラック以外の1色からなる「アスコブ」(ASCOB)などです。
ちなみにこの犬種はディズニーの映画「わんわん物語」のヒロイン(Lady)として有名になり、我が国でも一時的にブームとなりました。
ちなみにこの犬種はディズニーの映画「わんわん物語」のヒロイン(Lady)として有名になり、我が国でも一時的にブームとなりました。
アメリカンコッカースパニエルのお手入れ・注意点
美しい被毛を保つためにはかなりの手間がかかります。2~3ヶ月ごとにトリミングを行い、週に2~3回のブラッシングを欠かさないようにしましょう。目と耳を清潔にすることも大切です。また、長い被毛で覆われた足は埃がたまりやすいので、しっかり手入れをしてあげます。
アメリカンコッカースパニエルの動画
以下でご紹介するのはアメリカンコッカースパニエルの動画です。
メイフラワー号に乗ってアメリカにやってきた犬の一匹だとも言われています。アメリカの著名な女性司会者オプラ・ゲイル・ウィンフリーやトルーマン大統領、ニクソン大統領が飼っていたことでも有名です。
スポーティンググループに属し、スパニエル種の中では最も小柄です。健康面では白内障、膝蓋骨障害、そして耳のトラブルを発症しやすく、寿命はおよそ12~15年です。。
メイフラワー号に乗ってアメリカにやってきた犬の一匹だとも言われています。アメリカの著名な女性司会者オプラ・ゲイル・ウィンフリーやトルーマン大統領、ニクソン大統領が飼っていたことでも有名です。
スポーティンググループに属し、スパニエル種の中では最も小柄です。健康面では白内障、膝蓋骨障害、そして耳のトラブルを発症しやすく、寿命はおよそ12~15年です。。