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ペットの防災グッズ~災害時に必要となるアイテム一覧リスト

 自然災害に遭遇した際必要となる防災グッズを一覧でまとめました。日ごろからの備えがペットと自分両方の命をつないでくれます。商品は全て楽天ショッピングモールからのご紹介です。なお、ペットに必要な一般グッズに関しては犬に必要なペットグッズをご参照ください。

非常用持ち出し袋

 大きな地震が来た後で、避難に必要な道具一式をそろえることは非常に困難です。ガラスが飛び散り、家具の転倒した室内を歩くのは危険ですし、そもそも頭が混乱して何が必要かがわからない状態だと想定されます。避難に必要な道具一式を詰め込んだ「非常用持ち出し袋」(防災セット)を身近においておくと、迅速な避難と安全な身の確保につながるでしょう。

災害時用保存食

 被災者が避難所へ着いてから、政府による何らかの支援がスタートするまで、およそ3日間かかるといわれています。最初の3日間を乗り切る食料があると安心です。
保存食の種類
  • 缶詰缶詰は保存期間が長く、そのまま手を加えず食べられ、缶切りなしで開けられるものがよい。
  • パック製品インスタント食品、レトルト食品は、黒いビニール袋にくるんで、直射日光に当ててれば、ある程度は温められる。
  • ビスケットあごや歯が弱く、カンパンなどやや固めのものを食べられない老人や子供用に用意。
  • 甘いものチョコレート、クッキー、蜂蜜、カロリーメイトなどは、すばやく血糖値を上げてくれ、疲労回復につながる。
  • しょっぱいもの汗をかくと体内の塩分が出て行くので、それを補うためにしょっぱいものを摂取する。ビーフジャーキーやサラミソーセージなど。

災害時用保存水

 被災してから最初の3日間を乗り切るための飲み水は必須です。飲み水の必要量は、1人1日3リットルといわれており、生活用水を入れると1日6リットルにも及びます。

災害時用保護用品

 頭部を守る緩衝性の高い防災グッズです。クッションを詰め込んだずきん型や硬い素材でできたヘルメット型などがあります。

家具転倒防止用具

 阪神・淡路大震災による死者6,308人のうち、家屋や家具の倒壊を死因とする割合は89%にも及んだといいます。また、室内で飼っている犬や猫の上に家具が倒れこんできて命を落としたというケースも多数報告されています。自分とペット、両方の命を守るために、家具の転倒防止はぜひとも日ごろから気をつけて励行しておきたいものです。
 天井との間に棒を挟む突っ張り棒型や、L字金具で壁と家具を固定する金具型、そして強力な粘着シートで壁や天井と家具とを固定するテープ型などがあります。

応急手当用品

 災害時は、飛び散ったガラスで体を切ったり、倒れてきた家具などで打撲や捻挫、場合によっては骨折などの重傷を負う可能性が考えられます。病院は、通常の病院も動物病院も人がごった返していると想定されますので、自分で応急処置をしてしまうというのも一案です。
 応急医療セットとしては常備薬・三角巾・包帯・ガーゼ・脱脂綿・ばんそうこう・はさみ・ピンセット・消毒薬・整腸剤・持病のある方はその病気のための薬などがあるとよいでしょう。また、いざというときすばやく持ち出せるよう、救急箱や救急トランクを用意しておくのも賢明です。

火災報知機

 改正消防法により、2006年6月から、すべての住宅、アパート、共同住宅に火災報知器の設置が義務付けられています。住宅用火災警報器とは、住宅における火災の発生を未然に又は早期に感知し、警報する警報器・設備であり、次のいずれかを設置することとされています。まだ家屋に設置していない場合は、すみやかに用意しましょう。
火災報知機の種類
  • 集中監視型住宅用自動火災報知設備感知器、受信機、中継器などから構成されるシステムタイプの警報設備。
  • 住宅用火災警報器感知部、警報部等が一体となった単体タイプの警報器で、 火災を感知した火災警報器だけが警報音を出す。
  • 煙式警報器煙を感知して、火災の発生を警報音又は音声で知らせるもので、最も一般的。

消火用品

 火災が発生した場合、炎が広がって天井に到達するまでは、「初期消火」として極力消火活動を行い、被害を最小限に食い止めます。お風呂の水をバケツで汲んで火にかけるという原始的なやり方では、消火効果が限定されますので、手元に消火器が一台あると安心です。日ごろから定位置を決めておき、いざとなったとき「あれ?!消火器どこだっけ!」とならないよう、使い方とともにイメージトレーニングしておきましょう。

懐中電灯

 災害による停電の中、避難生活を余儀なくされた場合などに必要となります。丈夫で壊れにくいものや、ラジオ一体型のもの、電球切れの心配がないLED型などが出回っています。交換用の電池や、充電式のものなら太陽光発電器と共に用意しておきたいものです。

災害時用携帯ラジオ

 災害で混乱が生じると、テレビを情報源として使えないという状況が想定されます。そんなときに携帯ラジオがあれば、たいていのエリアで電波を受信できますし、場所も取りません。電池式、充電式、太陽光発電式、懐中電灯一体型など、様々な種類があります。

災害時用簡易トイレ

 災害で上下水道がストップしてしまったときなど、簡易トイレがあると便利です。防臭性の高い袋を便座に設置し、その中に用を足すというタイプや、シート状吸水ポリマーで汚物をカバーして固めるタイプ、あるいは便座ごと売られているタイプなどがあります。

その他防災グッズ

 災害時に役立つ様々なグッズです。簡易浄水器、発熱器具、ホイッスル、トランシーバー、保温器具、ウォーターサーバーなどがあります。