カルストシェパードの基本情報
カルストシェパードの歴史・ルーツ
カルストシェパードの起源は、スロベニア西南部からイタリア北東部にかけて広がるカルスト台地において、羊飼いや遊牧民と共に暮らしてきた牧羊犬だと考えられています。
1689年、スロベニアの民族誌学者がこの地に生息する犬について記述していますが、これが現在のカルストシェパードを指しているのかどうかは定かではありません。
1900年代に入ると、カルスト台地に暮らす犬たちは統一して「イリリアンシェパード」と呼ばれるようになりました。その後1968年、カルストシェパードとシャルプラニナッツがそれぞれ独立犬種としてユーゴスラビアの犬種協会に公認されています。
2009年からは、個体数増加のための繁殖プログラムが開始されました。ただし、同一血統を用いることによる弊害を避けるため、1頭のオス犬は最大で3腹の子種しか提供できないという制限付きです。
1689年、スロベニアの民族誌学者がこの地に生息する犬について記述していますが、これが現在のカルストシェパードを指しているのかどうかは定かではありません。
1900年代に入ると、カルスト台地に暮らす犬たちは統一して「イリリアンシェパード」と呼ばれるようになりました。その後1968年、カルストシェパードとシャルプラニナッツがそれぞれ独立犬種としてユーゴスラビアの犬種協会に公認されています。
2009年からは、個体数増加のための繁殖プログラムが開始されました。ただし、同一血統を用いることによる弊害を避けるため、1頭のオス犬は最大で3腹の子種しか提供できないという制限付きです。
カルストシェパードの性格・特徴
カルストシェパードの性格は、独立心旺盛で見知らぬ者に対して強い警戒心を示します。
被毛は長く直毛で、豊富なアンダーコートを持っています。首周りのアウターコートは特に長く、ライオンのたてがみのようです。色はアイアングレーを基調とし、腹部から足先に向かうにつれて緩やかにライトグレー~サンディカラーに変わっていきます。顔にかかったダークマスクも特徴の1つです。耳と尻尾は垂れています。
被毛は長く直毛で、豊富なアンダーコートを持っています。首周りのアウターコートは特に長く、ライオンのたてがみのようです。色はアイアングレーを基調とし、腹部から足先に向かうにつれて緩やかにライトグレー~サンディカラーに変わっていきます。顔にかかったダークマスクも特徴の1つです。耳と尻尾は垂れています。
カルストシェパードのお手入れ・注意点
カルストシェパードには毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります。被毛の手入れは、週に1~2回のブラッシングを基本とし、換毛期においては+1~2回行ってあげましょう。
カルストシェパードの動画
以下でご紹介するのはカルストシェパードの動画です。
カルストシェパードは1900年代、2つの大戦や旧ユーゴスラビア紛争などによって個体数が激減したため、窮余の策としてニューファンドランドの血統が用いられたと言われています。地元では「クラシェヴェッツ」(krasevec)と呼ばれます。
カルストシェパードは1900年代、2つの大戦や旧ユーゴスラビア紛争などによって個体数が激減したため、窮余の策としてニューファンドランドの血統が用いられたと言われています。地元では「クラシェヴェッツ」(krasevec)と呼ばれます。