アイスランディックシープドッグの基本情報
アイスランディックシープドッグの歴史・ルーツ
アイスランディックシープドッグはアイスランドを原産とする唯一の犬種です。AD874~930年ごろ、バイキングが家畜と共にアイスランドに持ち込んだスピッツタイプの犬を祖先とする考えられています。当地では数百年にわたり牧羊犬や番犬として活躍し、中世においてはイギリスなどへも輸出され、シェイクスピアの作品中にも「Iceland Dog」という名で言及されています。
19世紀後半には疫病(条虫)の蔓延とジステンパーの流行により、全個体数の75%が死に絶えるという危機を迎え、アイスランドにおける犬の輸入が禁止されるという事態にまで発展しました。しかしその後アイスランドとイギリスの有志が立ち上がって血統の維持に尽力し、1969年には犬種協会も設立され、何とか品種消滅の危機を乗り越えました。
現在では使役犬としてのみならず家庭犬としても愛され、地元アイスランドでは切手のデザインにもなっています。AKCで公認されたのは2010年6月です。
19世紀後半には疫病(条虫)の蔓延とジステンパーの流行により、全個体数の75%が死に絶えるという危機を迎え、アイスランドにおける犬の輸入が禁止されるという事態にまで発展しました。しかしその後アイスランドとイギリスの有志が立ち上がって血統の維持に尽力し、1969年には犬種協会も設立され、何とか品種消滅の危機を乗り越えました。
現在では使役犬としてのみならず家庭犬としても愛され、地元アイスランドでは切手のデザインにもなっています。AKCで公認されたのは2010年6月です。
アイスランディックシープドッグの性格・特徴
アイスランディックシープドッグの性格は好奇心旺盛、かつ遊び好きで、子供や他のペットとも仲良く共生できます。しかし本来は群れからはぐれたヒツジを探したり、侵入者の到来を主人に告げたりすることがメインの仕事でした。ですから自立して行動することと吠えることが、性格に刻まれている犬種と言えます。一般的に家の中で主人と一緒にいるときはおとなしい犬です。
小~中型のボディはタフで活力にあふれ、がっしりして敏捷です。被毛の色は褐色、赤茶、チョコレート、グレイ、ブラックで、長毛と短毛がおり、厚いダブルコートは防水性に富んでいます。特に牧羊において才能を発揮し、一頭一頭をにおいで記憶しているとも言われます。しっぽは巻き上がって背中に接触し、後足には1~2本の狼爪、鼻は黒やダークブラウン、眼はアーモンド形でブラウン、目のふちはブラックです。三角形の耳は直立していてよく動きます。
小~中型のボディはタフで活力にあふれ、がっしりして敏捷です。被毛の色は褐色、赤茶、チョコレート、グレイ、ブラックで、長毛と短毛がおり、厚いダブルコートは防水性に富んでいます。特に牧羊において才能を発揮し、一頭一頭をにおいで記憶しているとも言われます。しっぽは巻き上がって背中に接触し、後足には1~2本の狼爪、鼻は黒やダークブラウン、眼はアーモンド形でブラウン、目のふちはブラックです。三角形の耳は直立していてよく動きます。
アイスランディックシープドッグのお手入れ・注意点
アイスランディックシープドッグのお手入れは、短毛種なら週1回、長毛種なら週2回のブラッシングを基本とし、年に二回ある換毛期には特に念入りなブラッシングを追加します。
アイスランディックシープドッグの動画
以下でご紹介するのはアイスランディックシープドッグの動画です。
まるでオオカミのような遠吠えを上げていますが、もともと牧羊犬や番犬として働いてきた犬であるため、吠えることは仕事の一部ともいえます。
まるでオオカミのような遠吠えを上げていますが、もともと牧羊犬や番犬として働いてきた犬であるため、吠えることは仕事の一部ともいえます。