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調査を行ったのは、ドイツミュンヘンにあるルートヴィヒ・マクシミリアン大学を中心としたチーム。2015年1月、1985年~2015年の期間に発表された「食事性アレルギー皮膚反応」(CAFR)をテーマにした研究論文を、医療文献データベース「CAB」と「Web of Science」の両方において検索し、それらを総括するメタ分析を行いました。その結果、合計297頭の症例が選抜基準をクリアし、アレルギー反応を引き起こしやすい食材として、以下のようなリストが出来上がったと言います。
こうした知見から研究チームは、上記したデータは必ずしも真実を反映しているわけではないし、犬全体に一般化することはできないものの、参考程度にはなるだろうとしています。具体的な応用方法としては、食品アレルギーが疑われる患犬に対して「食材給餌テスト」や「食材除外テスト」を行うとき、最も確率の高い「牛肉→乳製品→鶏肉・・・」という順番で行うなどが考えられます。 Common food allergen sources in dogs and cats
犬のCAFR誘発食材
- 牛肉 →102頭(34%)
- 乳製品→51頭(17%)
- 鶏肉→45頭(15%)
- 小麦→38頭(13%)
- 大豆→18頭(6%)
- ラム肉→14頭(5%)
- とうもろこし→13頭(4%)
- 卵→11頭(4%)
- 豚肉→7頭(2%)
- 魚 →5頭(2%)
- 米 →5 頭(2%)
こうした知見から研究チームは、上記したデータは必ずしも真実を反映しているわけではないし、犬全体に一般化することはできないものの、参考程度にはなるだろうとしています。具体的な応用方法としては、食品アレルギーが疑われる患犬に対して「食材給餌テスト」や「食材除外テスト」を行うとき、最も確率の高い「牛肉→乳製品→鶏肉・・・」という順番で行うなどが考えられます。 Common food allergen sources in dogs and cats