詳細
30年以上動物病院の設計を手がけているコロラド州ボールダーのヘザー・ルイスさんによると、病院の中には知らないうちに動物達を怖がらせてしまう様々な要素が潜んでいるといいます。例えば「白衣」、「明るすぎるライト」、「冷たい診察台」などです。こうした見慣れないものに対して恐怖を抱いた動物は落ち着きを失い、血圧、心拍数、呼吸数が大きく変化してしっかりとした診察ができなくなるそうです。
「フィアフリークリニック」(Fear-Free Clinic)が目指しているのは、犬や猫たちが不要な恐怖心を抱かないような内部設計。例えば以下のような項目が挙げられます。
「フィアフリークリニック」(Fear-Free Clinic)が目指しているのは、犬や猫たちが不要な恐怖心を抱かないような内部設計。例えば以下のような項目が挙げられます。
フィアフリークリニック
- 白衣や壁紙→パステルカラー
- 蛍光灯→LED
- 冷たい診察台→ヨガマットを敷く
- 院内の喧噪→クラシックを流す
- 薬や他の動物の匂い→フェロモン