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イギリスでは50万頭の犬たちが散歩不足に

 イギリスの獣医師からなるチャリティ団体「PDSA」のレポートにより、英国内で飼われている犬のうち465,000頭もが散歩不足に陥っているという現実が浮き彫りになりました(2016.2.1/イギリス)。

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 PDSAがイギリス国内に暮らす31,500人の犬の飼い主にアンケート調査して作成した「動物福祉レポート2015」では、およそ230万頭の犬たちが日常的に5時間以上の留守番を強いられ、465,000頭の犬達が散歩にすら連れていってもらえていないという推定値が報告されました。また28%の飼い主が「6~10時間程度の留守番なら大丈夫」と考えているとも。
 PDSAの獣医師ヴィッキー・ラーカム・ジョーンズ氏によると、散歩不足や長時間の留守番に起因するストレスが、「家財道具の破壊」、「無駄吠え」といった問題行動につながり、最終的に安楽死の数を押し上げていると言います。今回のレポートをきっかけに、ペットの行動ニーズを満たしてあげているかどうかを再確認してほしいとのこと。また、これからペットを飼おうとする人は少し立ち止まり、これから10年以上の期間、犬に対して十分な生活環境を提供できるかどうかを冷静に考えてみるようアドバイスしています。 犬の幸せとストレス PDSA Animal Wellbeing(PAW) Report 2015 Is your pet depressed?(DailyMail) イギリス国内ではおよそ230万頭の犬たちが孤独ストレスにさいなまれている