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トミー

 最愛の主人と再会できる日を教会で待ち続けたイタリアの忠犬「トミー」について解説します。

トミーとは?

 トミー(Tommy)は、最愛の主人と再会できる日を教会で待ち続けたイタリアの忠犬。
  在りし日のトミーの顔  7歳になるジャーマンシェパードのトミーは、イタリア・ブリンディジ県のサン・ドーナチに住むマリア・マルゲリータ・ロッチさんのペットでした。畑の中をうろついているところを彼女に保護されて以来、片時も離れず仲良く暮らしてきたといいます。両者はいつもべったりだったので、マリアさんが教会に行くときはトミーも一緒に付いて行くほどでした。
 そんな相思相愛の両者を引き裂いたのは、マリアさんの死でした。彼女は2012年11月、57歳という若さで急逝してしまいます。葬儀は彼女が通い慣れた教会で行われ、その時はトミーも参列したといいます。彼の教会通いが始まったのはその日からです。
 トミーはミサの開始を告げるベルが鳴ると同時に姿を現し、教壇の横に行儀よく座って、神父の説教に耳を傾けたそうです。この話はすぐに地元で有名となり、新聞やニュースでも報道され、現代の忠犬として話題を集めました。
 しかし、マリアさんの死から半年も経たない2013年2月14日、トミーもまた静かに息を引き取りました。息子のセバスチャン氏によると「深刻な病気」が死因と言うことですが、世間の人々は「よほどマリアさんに再会したかったのだろう」と噂しています。 MailOnline examiner.com

トミーの写真

 以下でご紹介するのは、最愛の主人と再会できる日を教会で待ち続けたイタリアの忠犬「トミー」の写真です。 神父の足元で静かに眠るトミー
 教会のドナト・パンナ神父によると、トミーはミサの最中非常に行儀がよく、物音一つ立てなかったという。写真の出典はこちら
教会でミサに参列するトミー
 トミーが教会に通うようになったのは、単なる習慣の力かもしれないし、愛するマリアさんの臭いを感じたからかもしれない。 写真の出典はこちら